次期型「エクストレイル」どうなる? 日産新型「ローグ」登場で日本投入迫る!
日産が北米市場で主力SUVとしてラインナップする「ローグ」が新型モデルとなりました。ローグは日本で販売される同社「エクストレイル」の兄弟車に当たります。これにより、次期型エクストレイルがどのような仕様になるのかが分かってきました。
次期型エクストレイルを示唆する新型ローグってどんなモデルなのか
2020年6月15日に、日産は米国にて新型「ローグ」を発表。ローグは日産の北米市場で重要な1台で、2013年に登場した現行ローグは日本の「エクストレイル」と兄弟関係にあります。
つまり新型ローグを見ると、「次期エクストレイルがわかる」というわけです。では、次期型エクストレイルはどのようなモデルとなるのでしょうか。
2020年5月28日に日産の内田誠社長兼CEOは、事業構造計画発表「NISSAN NEXT」の会見で、「失敗を認め、正しい軌道に修正し、構造改革を一切の妥協なく断行する」と語りました。
その内容は工場の閉鎖、生産能力の最適化、アライアンスのさらなる強化、そして商品の高齢化を解消するために「積極的な新車投入」を公言。具体的には今後18か月の間に12の新型車が投入されるといいます。
そして、会見の締めくくりに流された「NISSAN NEXT:From A to Z」という映像には12の新型車が登場しましたが、その新車投入第1弾は5月15日にタイで発表されたコンパクトクロスオーバーSUV「キックス」、そして第2弾が前述の新型ローグです。
新型ローグの外観デザインは、都会派を意識したデザインだった現行エクストレイルに対して初代/2代目を彷彿とさせるボクシーなフォルムへと変貌。
とくにフロントマスクは進化したVモーショングリルと上下2分割式のヘッドライト、サイドはUシェイプと呼ばれるハイライト、リアは現行モデルのイメージを残していますが、全体的には力強さをアップ。
ちなみにボディサイズは現行ローグとほぼ同等です。つまり、「SUVらしさ」をより強調したデザインというわけですが、この辺りはトヨタ「RAV4」とよく似ているような気がします。
一方、内装は現行ローグよりも乗用車テイストの洗練されたデザインで、12.3インチのフルデジタルメーター、10.8インチのフルカラーヘッドアップディスプレイ、センターの9.0インチタッチスクリーンなどにより先進性を高めながらも、フローティング形状が特長の「ブリッジセンターコンソール」で、SUVらしい堅牢で守られた室内空間をイメージしているといいます。
ちなみに上級モデルの「プラチナ」はキルトデザインのレザーシートやBOSEプレミアムオーディオシステムなどが奢られます。つまり、ノーマルの時点で「エクストレイル AUTECH」レベルといってもいいかもしれません。
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