美しすぎる「LC500コンバーチブル」登場へ! オープンでも快適なレクサス流のおもてなし

レクサスとして6年ぶりのオープンカーとなる「LC500コンバーチブル」が2020年夏に発売される予定です。LC500コンバーチブルとは、どのようなモデルなのでしょうか。

オープンにしても快適な「LC500コンバーチブル」

 レクサスのドイツ部門は、2020年夏発売予定の新型「LC500コンバーチブル」についての情報を公開しました。

 新型LC500コンバーチブルは、フラッグシップクーペ「LC500」をベースにしたコンバーチブルモデルで、2019年11月に開催されたロサンゼルスモーターショーで世界初公開されています。

約6年ぶりのレクサスオープンモデル「LC500コンバーチブル」
約6年ぶりのレクサスオープンモデル「LC500コンバーチブル」

 新型LC500コンバーチブルは、レクサス初のソフトトップルーフを採用し、流麗なシルエットとコンバーチブルならではの軽快感を実現しました。

 リアはトランクの後端を跳ね上げてダイナミックなサイドビューとするとともに、横幅を広げてワイド&ローなリアビューとしています。

 また、ソフトトップ格納時でも美しいシルエットとするため、トノカバー付きのフォールディング機構を採用しました。

 ドアエンドのベルトラインをキックアップさせることで、キャビンを包み込む適度なタイト感と新しいシルエットなど、LCの特徴を活かしながら、コンバーチブルとしての個性が際立つデザインです。

 ルーフの開閉スピードはクラストップレベルを実現。オープンエアを楽しめ、オープンが15秒、クローズが16秒となり、走行時でも時速50キロ以下であれば開閉できます。

 ボタンを押すだけで開閉可能で、作動中はメーター内のアニメーションで作動状況が表示されます。

 新型LC500コンバーチブルには、特別に設計されたレクサスのオートマチック・クライメート・コントロール・システムが装備されており、ルーフの開閉状況をセンサーが感知し、エアコン、シートとネックのヒーター、ヒーター付きステアリングホイールなどの空調システムを自動で調整し、快適な室内空間を実現しました。

 また、ヘッドレストに組み込まれたエアアウトレットは、シートベンチレーションシステムを介して、必要に応じて首元に暖かい空気を送り込むことで快適性を確保しています。

 運転席と助手席は、自動調節と3段階の手動換気を選択することができます。また、運転手の手の甲を温めるために、エアコンの風量をハンドルの高さで少し増やしているのも、日本の“おもてなし”のひとつといえます。

 なお、助手席の乗員がいない場合は、エアコンがオフになるなどの機能も搭載されています。

 新型LC500コンバーチブルは、オープン時に風が車内に入りづらくするために、空力特性を改善しました。たとえば、横方向のベルトラインの延長線上にトランクリッドを配置し、より均一な空気の流れを確保しています。

 さらに、後部座席の後ろに標準装備されている透明なウィンドディフレクターにより、ヘッドエリアの乱気流を約20%低減。静粛性が向上し、時速60kmでも問題なく会話ができます。

 高速走行時には、オプションのウィンドディフレクターが役立ちます。さまざまなメッシュパターンをテストし、時速100kmで空気の流れを約67%減少させることができる最適な形状を実現。

 前席後部に置かれたネットを取り外さなくても、屋根を閉めることができるという利点もあります。

※ ※ ※

 新型LC500コンバーチブルのパワートレインは、LCと同じ5リッターV型8気筒自然吸気エンジンと10速ATの組み合わせ、伸び感のあるリニアな加速を追求。複合燃料は、12.6L/100km(約7.9km/L)となります。

 レクサスのオープンモデルは、2014年に「ISコンバーチブル」の生産が終了して以来、ラインナップされていませんでした。

 今回登場する新型LC500コンバーチブルは、レクサスとして約6年ぶりのオープンカーとなります。

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1件のコメント

  1. 日本もそろそろトヨタ店でレクサスを扱わないとね。
    逆にトヨタ店に並べても恥ずかしくないレクサス車を開発すればいい。
    今のレクサスはTOYOTA団子兄弟の末っ子でしかないわけでTOYOTAが客を選ぶ時代ではない。

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