フェラーリ「F8トリブート」を35ミリもローダウン! ノビテックの最新チューニングとは?
ドイツのチューナーの雄であるノビテックが、フェラーリ「F8トリブート」をはやくもチューニング。ノビテックが手掛けたF8とリブートの第1段階のチューニングの中身とは?
720ps→787psへと最高出力がアップ!
日本でもファンの多いドイツのチューニング・メーカー、ノビテックから、フェラーリ「F8トリブート」をベースとしたニューモデルが発表された。
ノビテックからはこれまでも、さまざまなフェラーリ・ベースのモデルがリリースされている。
洗練されたスタイルや走りによって、人気が集中していたわけだが、今回は最新のV型8気筒リアミッドシップであるF8トリブートがベース。当然のことながら興味が集中しないわけはない。
ノビテックからのプレスリリースでまず驚かされたのは、エンジンチューニングのスペックだ。カーボンとスチールのチップを混ぜ合わせて作られた素材による、軽量で耐熱性に優れたエグゾーストシステムは、フェラーリ純正のF8トリブートのものよりも軽量で、かつ排気効率に優れている。もちろん官能的なサウンドも十分に楽しめるだろう。
エンジンは、ノビテック・N-トロニックと呼ばれる専用のコントロールモジュールを装備したほか、インジェクションとイグニッションを制御する専用のプログラムド・マッピングを採用。
これによってツインで装備されるターボのブーストプレッシャーも、オリジナルのそれよりも高めにセットされる仕組みだ。
最高出力は、F8トリブートの720psから、さらに67psプラスの787ps、最大トルクは112Nmプラスの882Nmとなった。
結果として、0−100km/hをわずかに2.7秒(F8トリブート比、マイナス0.2秒)で駆け抜け、最高速は同じく340km/hを達成する、驚異のスーパースポーツへと、さらなる成長を遂げたのだ。
ノビテックのリリースによれば、このモデルはあくまでもF8トリブート・ベースのモデルとしては、最初のステージのエンジンを搭載したものというから、これからそれがどのように進化を遂げていくのかも、F8トリブートのカスタマーには気になるところだろう。
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