フェラーリ「F8トリブート」を35ミリもローダウン! ノビテックの最新チューニングとは?
約35mmもローダウンした、ノビテックのF8トリブート
一方エクステリアのモディファイは、現在の段階ではほとんどおこなわれていないようだ。
フェラーリはF8トリブートの開発で、Sダクトの形状を改良するなどエアロダイナミクスの見直しを積極的におこない、同時にグランドエフェクトカーとしての性能を大幅に向上させている。ノビテックとしても、それには十分満足したということなのだろう。
エクステリアで特に目立つのは、ノビテックで専用にデザインされた5対のツインスポークからなる鍛造ホイールだ。
サイズは9J×21(フロント用)と、12J×22(リア用)が用意され、カスタマーは72色のカラーと複数の表面仕上げを選択することができる。
組み合わせられるタイヤは、ピレリ製のPゼロ・ハイパフォーマンスタイヤが推奨されており、サイズは255/30ZR21、335/25ZR22。ほかに20インチと21インチの組み合わせも用意されている。
サスペンションにはオリジナルのスプリングが装備され、車高はそれによって約35mmダウン。重心の低下はもちろんコーナリング時には大きく影響するはずで、さらにフロントにはリフトシステムが装備されるため、日常的な使用において不便に感じることはないという。
ちなみにノビテックのフロントリストシステムは、フロントエンドを40mmライズアップさせ、その機能は80km/hまで持続する。新車時にフェラーリの純正オプションとして装着されていなくとも、後付での装着が可能だという。
フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、マセラティ等々、プレミアム・ブランドのニューモデルの登場からわずかな時間で、魅力的なチューニングモデルを誕生させるノビテック。
自分のモデルをより個性的なものとするには、このようなスペシャリストの存在は貴重だ。これからも、彼らのようなスペシャリストからのニュースからは目が離せない。
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