フェラーリ「F8トリブート」を35ミリもローダウン! ノビテックの最新チューニングとは?

約35mmもローダウンした、ノビテックのF8トリブート

 一方エクステリアのモディファイは、現在の段階ではほとんどおこなわれていないようだ。

最高出力は、F8トリブートの720psから、さらに67psプラスの787ps、最大トルクは112Nmプラスの882Nmとなった
最高出力は、F8トリブートの720psから、さらに67psプラスの787ps、最大トルクは112Nmプラスの882Nmとなった

 フェラーリはF8トリブートの開発で、Sダクトの形状を改良するなどエアロダイナミクスの見直しを積極的におこない、同時にグランドエフェクトカーとしての性能を大幅に向上させている。ノビテックとしても、それには十分満足したということなのだろう。

 エクステリアで特に目立つのは、ノビテックで専用にデザインされた5対のツインスポークからなる鍛造ホイールだ。

 サイズは9J×21(フロント用)と、12J×22(リア用)が用意され、カスタマーは72色のカラーと複数の表面仕上げを選択することができる。

 組み合わせられるタイヤは、ピレリ製のPゼロ・ハイパフォーマンスタイヤが推奨されており、サイズは255/30ZR21、335/25ZR22。ほかに20インチと21インチの組み合わせも用意されている。

 サスペンションにはオリジナルのスプリングが装備され、車高はそれによって約35mmダウン。重心の低下はもちろんコーナリング時には大きく影響するはずで、さらにフロントにはリフトシステムが装備されるため、日常的な使用において不便に感じることはないという。

 ちなみにノビテックのフロントリストシステムは、フロントエンドを40mmライズアップさせ、その機能は80km/hまで持続する。新車時にフェラーリの純正オプションとして装着されていなくとも、後付での装着が可能だという。

 フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、マセラティ等々、プレミアム・ブランドのニューモデルの登場からわずかな時間で、魅力的なチューニングモデルを誕生させるノビテック。

 自分のモデルをより個性的なものとするには、このようなスペシャリストの存在は貴重だ。これからも、彼らのようなスペシャリストからのニュースからは目が離せない。

【画像】フェラーリ「F8トリブート」を上品にまとめ上げたノビテックのデモカーを見る!(14枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー