トヨタはSUV風モデルもイカしてる!? タフな外観の「ヤリスLクロスオーバー」がカッコいい
SUV風のコンパクトカーとして、トヨタが中国で販売する「ヤリスLクロスオーバー」はどんなクルマなのでしょうか。
SUV風パーツを各種装着して力強いデザインを実現
近年、SUVの人気は世界的に高まっていて、SUV風の外観を持つモデルも人気を博していますが、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」シリーズのなかにも、SUV風モデルが存在します。
日本の新型ヤリスとは異なるクルマとして、中国で販売される「ヤリスLクロスオーバー」は、いったいどんなSUV風モデルなのでしょうか。
ヤリスシリーズは、販売される国によって異なるボディで販売されているのですが、2013年に中国向けモデルとして、欧州や日本のヤリス(当時の日本名はヴィッツ)とは別のモデルとして投入されたのが「ヤリスL」になります。
そして、このヤリスLにSUV風パーツが装着されたのが、ヤリスLクロスオーバーです。
ヤリスLクロスオーバーのボディサイズは、全長4160mm×全幅1720mm×全高1520mm。ホイールベースは2550mmです。
フロントビューを見ると、LEDヘッドライトが採用されたほか、台形のフロントグリルで迫力あるデザインとなっています。
フロントにアンダーガードを装着したことや、フェンダー部にブラックのパーツを採用。ルーフレールも装着されるなど、SUVらしいデザインです。タイヤサイズは185/60R15となっています。
内装は、ブラックを基調とした落ち着いた雰囲気で統一。リアシートは6:4分割可倒式が採用され、乗車人数と荷物の量に合わせて荷室を使えるつくりです。なお、エアコンはマニュアル式となります。
搭載されるパワートレインは、最高出力110馬力(81kw)・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、組み合わされるトランスミッションはCVT。アイドリングストップ機能も採用されました。
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ヤリスLクロスオーバーの価格は8万9800元から10万3800元(約138万円から約160万円)です。
なお、トヨタがオンライン上で2020年4月に発表した「ヤリスクロス」は、同じヤリスシリーズの1台ではあるものの、ヤリスLクロスオーバーとは別の新型車です。ヤリスクロスは日本では2020年秋の発売を予定しています。
ヤリスオーバー、ヤリ過ぎってことですね。