最後の「スカイラインGT-R」は即完売! 中古価格が高騰するR34型の魅力とは

最後の限定車は即完売! 中古車価格も高騰の一途

 2002年1月に日産は、同年8月初旬をもってR34型スカイラインGT-Rの生産を終了することを宣言。それと同時に、「Mスペック ニュル」と「VスペックII ニュル」の2種類の限定車を1000台限定で発売することを発表します。

即完売した日産「スカイラインGT-R VスペックII ニュル」
即完売した日産「スカイラインGT-R VスペックII ニュル」

 この2台の限定車には、N1仕様エンジンをベースとして、エンジン中心部品であるピストンやコンロッドを重量バランスの均一化を図った高精度バランス品とすることで、エンジン高回転域における爽快な回転フィーリングにより磨きをかけたスペシャルなエンジンを搭載。

 ほかにもフルスケール300km/hの専用スピードメーターや専用色のミレニアムジェイドメタリックのボディカラーなどが設定され、なんと1000台が即日完売するほどの人気ぶりを見せたのでした。

 そしてR34型スカイラインGT-Rは、当初のアナウンス通り、2002年8月で生産を終了。これはほかのスポーツカーと同じく、厳しさを増した排出ガス規制に対応することができなかったためといわれています。

 そんなR34型スカイラインGT-Rは、ハリウッド映画「ワイルド・スピード X2」で主人公のブライアンの愛車として登場。一躍世界に存在を知られるモデルとなりました。

 最後のスカイラインGT-Rということもあってか、現在では中古車価格が高騰の一途を辿っており、R34型スカイラインGT-Rの中古車は、安いものでも600万円から、高いものでは2000万円クラスと、新車価格を遥かに超える価格です。

 ここまでの高騰ぶりを見ると、「あのとき無理してでも新車で買っておけばよかった」と後悔している人もいるのではないでしょうか。

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 2007年に登場した現行モデルのGT-R(R35型)は、スカイラインが取れて、単独の車種になりました。R34型までのスカイラインGT-Rとは異なるスーパースポーツに進化しましたが、いつの時代もGT-Rは、多くの人を引き付けるクルマとして語り継がれています。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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