憧れのオープンカーに乗りたい! 100万円以下の中古車5選

こんなクルマにもコンバーチブルの設定が!?

●日産「マイクラC+C」

 2007年に発売されたマイクラC+Cは、3代目マーチをベースに開発されたオープンカーです。

 電動式の金属製ルーフを装備し、ルーフを閉じた状態ではクーペのようなスタイリングとなることが特徴で、コンパクトハッチバックのベースモデルよりもスタイリッシュなエクステリアとなっています。

 3代目マーチのエンジンは、1リッター、1.2リッター、1.4リッター、1.5リッターの4種類でしたが、マイクラC+Cはそれを上回る1.6リッターエンジンを搭載。トランスミッションは4速ATと5速MTが設定され、希少なマニュアルのコンパクトオープンカーという側面も持っています。

 シートやメーターなどのインテリアはマーチからの変更はありませんが、ルーフ格納スペースを確保するために後席シートは狭くなっており、足元のスペースはほとんどありません。

 そのため、運転席と助手席のふたり乗車は問題ありませんが、子どもでも4人乗りは難しいでしょう。

 なお、マイクラC+Cは国内では1700台限定で販売されたため、ほかのオープンカーに比べて中古車台数は多くありません。

 しかし、車両価格20万円から50万円台のクルマが多く、手頃にオープンカーを楽しみたい人や、珍しいクルマに乗りたい人にとっては有力な選択肢です。

日産「マイクラC+C」
日産「マイクラC+C」

●レクサス「SC」

 レクサス「SC」は、2005年に発売されたレクサスのオープンカーです。

 国内ではトヨタ「ソアラ」として、2001年からトヨタ店とトヨペット店で販売されていましたが、国内でのレクサスブランド立ち上げに伴って「SC」へ車名が変更されました。

 ルーフは金属製で、開閉動作をボタンのみでおこなえる全自動式。オープンカーはルーフの開閉動作を自動でおこなうものでも、ルーフと車体を固定するロックなどは手動でおこなう場合は少なくありません。

 そのため、ボタンを押すだけで全てが完結するSCの開閉機構は、非常に便利な仕様です。

 搭載されたエンジンは4.3リッターV型8気筒で、トランスミッションはATのみとなっていますが、メタルルーフやフルオート開閉機構を搭載した車体でもスムーズな加速性能を発揮。質感の高いインテリアもレクサスならではといえるでしょう。

 新車価格は600万円以上したSCですが、中古車市場では100万円を下回るものも出てきています。

 高級・高品質な中古オープンカーを選ぶのであれば、SCは有力な選択肢のひとつとなり得るのではないでしょうか。

※ ※ ※

 普通のクルマにはない、非日常的な体験を味わえることがオープンカーの魅力です。

 100万円以下という予算のなかでも軽自動車から高級車までさまざまな選択肢があることは、自動車大国である日本ならではの恩恵といえるでしょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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