「いつかはクラウン」日本を代表する高級車と国内外のライバルを比較してみた
ドイツ・プレミアムスリーのモデルや同門とも比較
●レクサス「ES」
レクサスブランドで、クラウンに近いサイズ感と価格帯のモデルに「ES」がある。
FFベースのビッグセダンとしてアメリカや中国などで人気となっているモデルだ。FRの走りを売りにするクラウンと比べると、2.5リッターのハイブリッドのFF駆動となるレクサスESの走りは、もっとおとなしいものとなるが、それ以外の高級感や快適性などといった点では、クラウンに勝る魅力を備えている。
日本導入は2018年10月からで、現行クラウンとも登場時期はほとんど同じ。フレッシュな存在感も魅力となる。
ESのボディサイズは全長4975mm×全幅1865mm×全高1445mm、ホイールベースは2870mmとなる。車両価格は590万7407円(ES300h)から710万9259円(ES300h バージョンL)だ。
●メルセデス・ベンツ「Eクラス」
ドイツのプレミアムブランドの象徴でもあるのがメルセデス・ベンツ。そこで価格帯がクラウンに近いのは「Cクラス」だろう。
しかし、歴史や車格を考えればミドルセダンとなるEクラスをライバル視するのが妥当だ。ただし、価格は600万円台後半から700万円台が中心となり、クラウンよりも1ランク上となる。
現在のEクラスのパワートレーンは1.5リッターターボをエントリーに、2リッターターボ、2リッターディーゼル、2リッタープラグインハイブリッド、3リッターターボ、そして日本初となる2リッターディーゼルプラグインハイブリッドと、幅広いラインナップを揃える。多彩なパワートレーンが選べるのもEクラスの魅力だ。
メルセデスの中核モデルということもあり、Eクラスにはセダンだけでなくステーションワゴン、クーペ、カブリオレがあり、それにハイパフォーマンスモデルのAMGも用意される。
Eクラスセダンのボディサイズは全長4930mm×全幅1850mm×全高1455mm、ホイールベースは2940mmとなる。車両価格は734万円(E200 アバンギャルド)から1875万円(メルセデスAMG E63 S 4マティック)となる。
●BMW「5シリーズ」
BMWも価格帯でいえば、クラウンのライバルは「3シリーズ」になる。しかし車格でいうと「5シリーズ」が該当する。
現行5シリーズの日本での登場は2017年だ。特徴のひとつは、今や少数派となっている直列6気筒エンジンが選べること。滑らかつパワフルな直6エンジンは、プレミアム・スポーツ・セダンの名に恥じぬ爽快な走り味を提供してくれる。
パワートレーンが、ハイブリッドではなくガソリンターボとディーゼルが中心になるのも特徴だろう。「530e Mスポーツ」というプラグインハイブリッドも用意されている。
5シリーズはセダンのほかにツーリングを用意。またスポーツモデルの「M5」もラインナップしている。
5シリーズセダンのボディサイズは4945mm×1870mm×1485mm、ホイールベースは2975mmだ。車両価格は666万円(523i)から1104万円(540i xDrive Mスポーツ)となっている。
●アウディ「A6」
ドイツ・プレミアム御三家としてアウディ「A6」も忘れてはならない存在だ。
現行モデルは5代目で、2019年3月に日本に上陸した。3リッターV6ターボ+48Vマイルドハイブリッドの「55 TFSI」、2リッター直4ターボ+12Vマイルドハイブリッドの「45 TFSI」そして2リッター直4ディーゼルターボ+12Vマイルドハイブリッドの「40 TDI」を用意する。
A6は、アウディモデルらしくすべてのグレードの駆動方式がクワトロ(4WD)となるのが特徴だ。
A6もセダンのほか、アバントと呼ばれるツーリングワゴンを用意。スポーツモデル「RS6」は欧州では登場しているものの、日本ではまだ導入されていない。
A6セダンのボディサイズは全長4940mm×全幅1885mm×全高1430mm、ホイールベースは2925mm。車両価格は745万円(40 TDIクワトロ)から1035万円(55 TFSIクワトロ Sライン)となる。
国外の車はライバルと呼ぶには程遠すぎるよ・・・
5シリーズ?いやいや。1シリーズ以下でしょ。
いやいや輸入車勢も合理化に舵取りしたから底這いのいい勝負だな、しいて言うなら日本勢お得意の剛性の置き所に自由度があるだけ
EクラスもW124までがメルセデスと言える車で後は日本車と敗戦処理を繰り返すだけのやっつけ仕事ばかりだな。
この記事にも診て取れる勘違いは、ESはカムリベースであること、加えてトヨタの勘違いは太りすぎたLSのLS離れを防ぐべくESを急遽導入した動機の不順さとトヨタブランドとの匙加減の悪さですね
レクサス暖簾が妨げになりクラウンを寸止めで世に送らなければならないのはセルシオ時代にマジェスタと言う車がセルシオを超えてはならない寸止め設計の再来なのです。