青春の1ページじゃ済まされない!? 軽トラの荷台って人を乗せてもいいの?
荷台に乗るのは危険!過去には転落事故も
2020年5月7日、神奈川県内で軽トラの荷台に乗っていた少女が転落し、怪我を負う事故が起きました。

事故の内容は、トラックが住宅敷地内を走っていたところ、荷台に乗っていた少女が3.6メートル下の道路に転落したというものです。
また、荷台に乗っていた少女だけでなく、運転していた70歳の女性も怪我をしたものの、命に別状はなかたようです。
公道ではなかったため交通違反とはなりませんでしたが、少女は重傷となっています。
荷台は身体を固定することができないため、万が一の場合は身を投げ出されてしまいます。必要不可欠な場合以外は、絶対に人を乗せないようにしましょう。
また、過去の事例では、軽トラックの荷台に乗っていた中学生が死亡してしまった事故もあります。
2018年、鳥取県内を走る軽トラックが縁石に衝突し、荷台に乗っていた14歳の男子中学生が身を投げ出され死亡しました。
この時、運転手は同様に14歳の少年であり、助手席には15歳の少年が乗っていたと報じられています。
軽トラックは盗難車であったため、2人の少年は窃盗および無免許過失運転致死、道路交通法違反などの罪で逮捕されました。
このように、軽トラックの荷台に乗る行為は、一歩間違えると死亡事故にも繋がりかねません。
やむを得ず荷台に人を乗せる際は、まず人数の限度を守りましょう。人数が増えれば落下事故時のリスクも高くなります。
また、トラブルを起こさないためにも、荷台に人を乗せて走るときは走行速度を調整しつつ、ハンドルやブレーキ操作に注意。デコボコ道を避けるなど、経路への配慮も忘れずに心がけましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
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