全長1.9m! スズキの斬新「ミニ軽トラ!?」に反響殺到!「“免許不要”で高齢者に良いね!」「いや若者だけど乗りたい」の声も! 使い勝手サイコーな“1人乗り”4輪車「スズカーゴ」に期待大!
かつてスズキが次世代モビリティとして開発した小さな4輪車「SUZU-CARGO」とは、一体どのようなクルマだったのでしょうか。現在見られる反響と共に紹介します。
全長1.9m! スズキの斬新「ミニ軽トラ!?」に反響殺到!
2025年10月末、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」は、各社が次世代のモビリティを提案する最新モデルを披露し大きな盛り上がりを見せました。
同様に、時計の針を少し戻したJMS2023においても、きらびやかな最新EVやスポーツカーに負けないほどの熱い注目を集めた「小さなクルマ」が登場し注目を集めていたのです。

それこそが、軽自動車をはじめとする“小さなクルマ”に強いスズキが世界初公開した、次世代モビリティ「SUZU-CARGO(スズカーゴ)」です。
同車は単なるコンセプトモデルの枠を超え、日本の抱える移動の課題を解決する「真の日常の足」として、早期の市販化を望む声が後を絶ちません。
スズカーゴのボディサイズは、全長1900mm×全幅600mm×全高1000mm(ミラー除く)。
極めてコンパクトで、まるで軽トラックをそのまま可愛いサイズに縮小した「ミニ軽トラ」のような愛らしいルックスを持ちます。
そんなスズカーゴの最大の特徴は、電動キックボードなどと同じ「特定小型原動機付自転車」という区分に属している点です。
これにより、16歳以上であれば運転免許は不要で、ヘルメットの着用も努力義務となるため、誰でも気軽に利用できるのが大きな魅力。
しかし、既存の電動キックボードに対しては「タイヤが小さくて不安定」「転倒が怖い」といった不安の声も少なくありませんでした。
そこでスズキが導き出した答えが、長年培ってきたクルマ作りのノウハウを活かした「4輪構造」の採用です。
4つのタイヤでしっかりと路面を捉えるため、クルマに近い感覚で安定した走行が可能であり、二輪車の運転に不慣れな人や、足腰に不安のある高齢者でも安心して身を委ねることができます。
さらに走行性能も、日本の道路事情に完璧にフィットしています。
車道走行時は最高時速20kmで移動でき、歩道走行モードに切り替えれば時速6km以下で歩行者と同じ空間を安全に通行可能。
さらに、狭い路地や駐輪場での取り回しに便利な「後退モード」まで備えているのは、さすがユーザーの使い勝手を熟知したスズキといったところでしょう。
そして車名が示す通り、このモデルの真骨頂は「積載能力」の高さにあります。
先述した座席後部の荷台は、幅565mm×奥行1050mm×高さ300mmと大きく、最大30kgまで積載可能。
日々の食料品の買い出しから、農作業、小口配送の業務まで、頼もしい相棒として活躍するモデルに仕上がっているのです。
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このように画期的なモビリティであるスズカーゴに対し、SNSやネット掲示板などでは期待と要望が入り混じった多くの反響が寄せられています。
「免許不要なら免許を返納した祖父母の足にちょうどいいね」「足が悪くてもこれなら買い物に行けそう!」といった高齢化社会における実用性を評価する声に加え、その無骨で機能的なデザインから「“ちいとら”と名付けよう」「デザインがカッコいいから若者だけど乗りたい」といったファンも出現。
一方で、「雨の日は辛いし傘も刺せないから屋根が欲しいなぁ」「普及したら歩道や道路がカオスになりそう」「移動中は良いけど商業施設のどこに停めればいいのか?」といった、実用化を見据えた具体的な懸念や要望も議論されています。
「ラストワンマイル」の移動を、もっと自由かつ安全にしようと、スズキが描く小さな未来図に、私たちの生活を変える大きな可能性が詰まっているのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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