「密」との遭遇を防ぐ! 外出先の「人の混雑」を表示する「混雑レーダー」が復活したワケ
復活した「混雑レーダー」はどんなポイントが進化した?
復活にあたり、混雑レーダーには何らかの変更が加えられているのでしょうか。
――4月10日に復活した混雑レーダーは1月末に終了した同サービスと何が変わっていますか。
1月まで提供していたものとの差分としましては、前回は「3時間前から現在までの混雑状況を確認できる」仕様でしたが、今回は「2時間前から26時間前までの混雑状況を確認でき、さらに精度も向上」させた仕様となっています。以前より大幅に位置情報データ数が増え、また表示の仕組みを改良したことで、精度が高い混雑状況が表示できるようになりました。
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人がどれくらい集まっているのか、混雑状況をスマホで確認できる「混雑レーダー」は、リアルタイムの混雑状況は確認できませんが、過去の状況(2時間前から26時間前まで)を確認できるので、やむを得ず外出する際に混雑を回避するための参考として活用できそうです。
これらの情報は「Yahoo! JAPAN」アプリと、「Yahoo! MAP」(Android版)アプリの利用状況を地図上に表現しています(混雑レーダーを通して個人や端末が特定される情報をYahoo! JAPANが収集することはありません)。
ヤフーが提供する混雑レーダーはPC版「Yahoo! 地図」、スマートフォンブラウザ版「Yahoo! 地図」、そして「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)で使用が可能です。
地図画面の右上に表示される「地図選択」ボタンをタップすると(スマートフォンブラウザ版「Yahoo! 地図」ではメニューから選択)、地図の種類が「地図・航空写真・鉄道路線・交通状況」の4種類、その下に「安心・便利な地図情報」として、雨雲レーダー・混雑レーダー・防犯マップが表示されます。
ここで混雑レーダーを選択すると、以下のような地図が表示されて、「2時間~26時間前」の混雑状況もわかる仕組みとなっています。なおPC版、スマートフォンブラウザ版は2時間前時点の混雑状況のみ確認可能です。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
公共交通の移動がある限りは抑制なんて無理
新幹線の手荷物検査と同じで数を理由に質を向上させなかったのと同じ、手の届くところだけ薬を塗っても何れは手の届かないところが腫れるだけの話