今なら爆売れ確実!? 登場するのが早すぎたSUV5選

ホンダとランドローバーの繋がりとは…

●ホンダ「クロスロード」

 ホンダ「クロスロード」は、イギリスのローバーグループ(現ランドローバー)の「ディスカバリー」からOEM供給を受け、1993年に初代が登場します。

 1990年代にクロカンやミニバンといったモデルが流行するなか、ホンダがラインナップしたSUVです。搭載エンジンはローバー製の3.9リッターV型8気筒ガソリンエンジンで、最高出力は180馬力を発揮しました。

 なお、販売は2006年まで存在したホンダの「ベルノ店」でおこなわれましたが、OEM車ということもあって、一部の店舗では整備ができなかったようです。

 その後、2007年には2代目ホンダ「ストリーム」をベースとして、7人乗りのクロスオーバーSUVとして、2代目が登場します。

 搭載エンジンはストリームと同じく、1.8リッターと2リッターが採用されますが、ミッション方式は駆動方式に関係なく5速ATに統一されていました。

 なお、クロスロードの全長は4285mmとなっており、現行車種でいえばトヨタ「プリウス」の全長4575mmよりも短いサイズとなっています。

 その分、全幅1755mmと全高1670mmという部分で居住性を高めた作りとなっていますが、販売が振わずに登場からわずか3年ほどの2010年に生産終了となりました。

4WD車の名門ランドローバーから供給された「クロスロード」
4WD車の名門ランドローバーから供給された「クロスロード」

●いすゞ「ビークロス」

 いすゞ「ビークロス」は、1993年の第30回東京モーターショーにてコンセプトカーとして発表され、来場者からの評価が上々だったことから市販化となり、1997年に初代モデルが販売を開始します。

 内装にはレカロ製のシートや本革巻きステアリングを採用するなど、高級志向SUVの先駆けともいえるクロスオーバーSUVでした。

 また、当時は珍しかったバックカメラを搭載するなど、先進性の高さでも定評がありました。しかし、当時はトヨタ「ハリアー」といった人気車種がいたことや、そもそも限定車という立ち位置だっためヒット車種とはならず、登場からわずか2年の1999年に国内での販売を終了します。なお、2002年までは北米で販売され、人気を集めました。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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