日本では年内に登場!? BMW新型「4シリーズ」のダイナミックテストが最終段階に
2020年6月に予定されているBMW新型「4シリーズ」の初公開に向け、BMW AGはダイナミックテストの最終段階に入ったと発表した。
3シリーズセダンと比較して車高が57mm低い新型4シリーズクーペ
BMW AGは、新型「4シリーズクーペ」の開発が最終段階に入ったと発表した。
2020年6月に発表が予定されているプレミアムミドルサイズクーペが、新型4シリーズクーペ(G22型)だ。
スウェーデンのアリエプローグにあるBMW冬季テストセンターやフランス・ミラマのBMWグループテストセンター、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェ、その他さまざまなサーキットで開発がおこなわれたが、そのダイナミックテストの最終フェーズに着手した。
新型3シリーズと比較すると、空力性能はCd値で0.025向上。3シリーズの同グレードと比較すると車高は57mm低く、結果として重心後は21mm下がっているという。またフロントキャンバーはネガティブキャンバー化され、23mm広いリアのトレッドと相まって、ハンドリング性能を大幅に向上させている。
モデルラインナップの頂点は「M440i xDrive」で、374psを発生する直6エンジンを搭載。48Vスタータージェネレーターとバッテリーを組み合わせることでエンジンの負荷を軽減する。モーター出力は11psとなっており、トランスミッションは8速ステップトロニック(AT)が組み合わされる。
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G20型の新型「3シリーズセダン」が世界初公開されたのは、2018年10月に開催されたパリ・モーターショー。日本では2019年3月から発売が開始されている。また2019年6月にはワゴンボディの「3シリーズツーリング(G21型)を発表。こちらは日本で2019年9月に発売が開始された。
新型4シリーズは2020年6月に初公開される予定だが、昨今の新型コロナウイルス禍のため、発表会などはおこなわれずにオンラインで初公開される予定となっている。
新型3シリーズセダンの世界初公開から日本登場まで、およそ5カ月だったことを考えると、新型4シリーズの日本上陸は2020年内、もしくは2021年初頭になりそうだ。
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