トヨタ新型SUVは「RAV4」のデキる弟分!? 新型「ヤリスクロス」の正体とは

トヨタが2020年秋に発売予定と発表した新型SUV「ヤリスクロス」。すでに国内SUV市場で人気となっている「RAV4」とはどのような違いがあるのでしょうか。2台を比較してみました。

またSUV登場!? トヨタ新型「ヤリスクロス」はどんなモデル?

 トヨタは2020年4月現在、「RAV4」や「C-HR」などさまざまなSUVをラインナップしていますが、2020年秋には新たなSUVとして「ヤリスクロス」が発売される予定です。

 トヨタのSUVラインナップはより充実することとなりますが、各モデルにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、新型ヤリスクロスと国内市場で既に人気となっているRAV4を比較していきます。

トヨタ新型「ヤリスクロス」
トヨタ新型「ヤリスクロス」

 新型ヤリスクロスは、2020年2月14日に発売された新型「ヤリス」と同じプラットフォームを採用した新型コンパクトSUVとして、同年4月23日に世界初公開されました。

 一方、RAV4は2019年4月に5代目モデルが日本市場で発売され、またたく間に人気を獲得。同年12月には、その年にもっとも優れたクルマを選出する「2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得するなど、高い評価を受けています。

 期待のニューモデルである新型ヤリスクロスと既に人気のRAV4をくらべてみます。

 まずボディサイズは、新型ヤリスクロスが全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、RAV4が全長4600mm-4610mm×全幅1855mm-1865mm×全高1685mm-1690mmに設定されています。そのため新型ヤリスクロスはコンパクトSUV、RAV4はミドルサイズSUVに分類されるサイズ感です。

 外観の雰囲気はともにゴツさが感じられるSUVらしいデザインとなっています。

 新型ヤリスクロスはシンプルながらも、SUVならではの“ロバスト”(頑強さ)が表現されたデザインで、強調されたフェンダーによって踏ん張り感が演出されています。また、ヤリスと同じく2トーンルーフの仕様が設定されていることも特徴です。

 一方、RAV4は八角形(オクタゴン)ふたつを、90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマとし、さらに外観の随所に多角形を織り込むことで、タフさと安定感のあるデザインを表現しています。

 内装を見ると、新型ヤリスクロスは曲線が随所に取り入れられたインテリアデザインで、ヤリスと共通する部分が多く見られます。そしてRAV4は内装もカクカクした印象を強く受けるデザインです。

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