タフな軽SUVが流行り!? ダイハツ新型「タフト」とスズキ「ジムニー」の意外な共通点とは

アクティブな使い方に対応可能な後席+ラゲッジスペース

 新型タフトとジムニーの内装はどうなっているのでしょうか。どちらも、直線基調のインパネで、運転中の視界が良さそうです。

 新型タフトは、エアコンの吹き出し口にオレンジのアクセントが施されていたり、シートは迷彩柄だったりと、遊び心が感じられるデザインとしました。

開放感のある室内を実現する新型タフトの「スカイフィールトップ」
開放感のある室内を実現する新型タフトの「スカイフィールトップ」

 一方のジムニーは機能性を重視した造りで、シンプルなデザインです。助手席にアシストグリップが装備されているなど、オフロード走行を意識したアイテムも備わっています。

 新型タフトの装備で目を引くのは、「スカイフィールトップ」という、前席上部のガラスルーフです。これにより開放感のある室内空間が広がります。

 荷室は、新型タフト、ジムニーともに、リアシートを前に倒すとフラットな空間が広がり、大きな荷物を積むことが可能です。どちらも水濡れや汚れに強い素材を用いているので、手入れも簡単です。

 新型タフトは、前席は人が乗る「クルースペース」、後席とラゲッジスペースは荷物を載せる「フレキシブルスペース」と前後席の用途を分けており、2人乗車でたくさんの荷物を積んでアウトドアレジャーに出かけるといった使い方を想定しているといいます。

 この考え方はジムニーも同様で、2ドアで後席へのアクセスが不便ですが、ラゲッジスペースとつなげて荷室と割り切れば問題ないともいえます。

 搭載されるエンジンは、新型タフト、ジムニーはともに660cc自然吸気/ターボの2種類です。組み合わされるトランスミッションは新型タフトがCVT、ジムニーが5速MTと4速ATです。

 駆動方式は両車ともに2WD/4WDが選択可能ですが、ジムニーの4WDは副変速機を備えた本格的なもの。悪路走破性においては、ジムニーに軍配が上がりそうです。

 ※ ※ ※

 新型タフトとジムニーは、どちらもアクティブなシーンで活躍するモデルです。ジムニーは本格四駆で悪路走破性に優れており、昨今では女性ユーザーも増えていますが、どちらかというと玄人好みなモデルです。

 新型タフトは、ジムニーほど本格的ではないけれど、アウトドアでの使い勝手を考慮した機能性とタフなデザインが融合した軽SUVとして、普通車からのダウンサイジング需要も狙い、あらたなユーザーを取り込むモデルとして投入されます。

 新型タフトの価格はまだ公表されていませんが、ダイハツは「良品廉価=良いものをお求めやすい価格で」提供するとしており、ライバルに負けない挑戦的な価格で登場する可能性も考えられます。

スズキ ジムニーの詳細情報を見る

【画像】ダイハツ新型「タフト」とスズキ「ジムニー」画像で見比べる(38枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー