新型コロナで需要増 ドライブスルー渋滞悪化を懸念 マックの混雑回避策とは
新型コロナ対策で、自宅で外食を楽しめるドライブスルーに注目が集まっていますが、以前からドライブスルーの列が道路にはみ出して渋滞となる「ドライブスルー渋滞」を見かけることがありました。渋滞対策として、現場ではどのような対策がおこなわれているのでしょうか。
今後、クルマを活用したサービスの増加はあり得るか?
ドライブスルー渋滞を未然に防ぐためには、商品の提供時間も重要です。
前出の日本マクドナルド担当者によると、「スムーズにご注文・商品の提供ができるようにクルー(店員)の配置を工夫したり、コンディメント類(調味料類)の取り揃えなど事前準備できる部分を十分におこなうようにしています」ということです。

ドライブスルーの利用客に商品を提供するまでにかかる平均時間について、日本マクドナルドは未公表としています。
なお、実際に首都圏のマクドナルド店舗でドライブスルーを利用して計測したところ、商品名を伝えてから会計を挟んで商品が手元に届くまでの所要時間は2分以下でした(条件:ドライブスルー先客無し、バーガー類・ポテト・ドリンクのセットメニューを注文)。
諸条件によって結果が前後するのであくまで参考値ですが、ほかの業種と比べても十分に早い提供スピードといえます。
※ ※ ※
マクドナルドに限らず、現在ドライブスルーのサービスを提供している多くの店舗はコロナ禍の前にオープンしています。
そのため、新型コロナ対策でドライブスルーの需要が増加したときに、増加した分の台数を処理できる設計になっていないことも十分に考えられます。
各種報道で新型コロナウイルスとの戦いは長期化する可能性があるという専門家の意見が散見されるなか、ドライブインシアターの復活計画が報じられるなど、クルマを活用した新たなサービスも注目されています。
ドライブスルーをはじめとした、クルマを活用する既存のサービスについても、今後さらなる脚光を浴びることで、サービス強化が相次ぐ日は近いのかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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