セルフGS給油時に目安の停止枠に停車だと「アレ?」 スムーズに給油する方法とは
セルフ式スタンドでスムーズに給油するための注意点とは?
では、セルフ式スタンドでの注意点はどんなところでしょうか。
「まずは、ガソリンや軽油は気化しやすく爆発性の高い危険物なので、当たり前ですが火気厳禁となっています。なので、スタンドに入る前にタバコなどは控えていただきたいですね。
また、給油前に必ずエンジンだけでなくイグニッションはOFFにしてください。小さなお子さまなども、事故防止のためにも給油中は窓を閉めて車内にいていただくように説明させていただいております」(前出のガソリンスタンド店長)
ここでうっかりしがちなのが、給油中の携帯電話の使用です。給油前に「静電気除去シート」に触れて静電気を防ぐ仕様になっているほど、些細なことでも発火する恐れがあります。給油中は携帯電話の操作自体を控えましょう。
それでは、セルフ式スタンドでスムーズに給油するために気をつけたいポイントは何でしょうか。
「まずは、自分のクルマの給油口が左右どちら側になるのかを給油前にチェックしておくことです。ただし、たとえ並んだ列が給油口と反対側だとしても慌てないことです。多くのセルフ式スタンドは、給油機の反対側にある給油口にも届くようにホースの長さを調節してあります。無理に列に並び直したり割り込みしたりする必要はありません」
スムーズに給油するためのポイントとしては、給油機にギリギリまで寄せる必要はありませんが、目安となっている停止線(停止枠)より少し前めに停車するのがスマート。多くのクルマの給油口はCピラー付近にあるので、それだけ給油ホースの距離が近くなり、給油作業がしやすくなります。
「あとは、給油前に車内で支払い方法の準備をすることです。カードなのか現金なのか、あるいは専用の決済方法(各社によって非接触型の支払い方法があります)なのか、事前に用意しておけば支払いもスムーズですし、後続車への迷惑を少し減らすことができます。
また、さすがに減ってはいますが、それでも給油口のキャップをちゃんと締めきらないままの方もいらっしゃいます。先ほども申しあげたたように燃料は揮発性が高いので、給油口が開いたままでは非常に危険です。給油後は燃料キャップをしっかり締めてからエンジンを始動していただければと思います」(前出のガソリンスタンド店長)
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慣れているドライバーはともかく、運転初心者は少し緊張することもありますが、セルフ式スタンドで慌てる必要はありません。火気厳禁、エンジンはOFF、静電気に気をつければ、自分で給油することができます。
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