もうオヤジセダンなんて言わせない! 1.6リッター高性能セダン3選
なぜかハッチバックよりスポーティだったセダンとは!?
●ホンダ「シビックフェリオ SiR」
1972年に発売されたホンダ「シビック」は、当初2BOXの2ドアのみでしたが、2代目では4ドアセダンをラインナップし、1991年に登場した5代目は4ドアセダンを「シビックフェリオ」の車名で販売されました。
このシビックフェリオのトップグレードである「SiR」には、最高出力170馬力(MT)を誇る1.6リッター直列4気筒DOHC VTECエンジンを搭載。
シャシは3ドアハッチバックと共通で、サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンとなっており、1090kg(MT)の軽量な車体と相まって、高い運動性能を発揮しました。
外観は前後にスポイラーが装備されており、「DOHC VTEC」のデカールともにスポーティなモデルであることを主張。
一方、内装がユニークで、本来はより軽量で走行性能に優れる3ドアハッチバックのSiRが、スポーティというよりもポップな印象だったのに対し、フェリオSiRには4座のバケットシートが採用されるなど、高性能さをアピールしていました。
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かつて、各メーカーが高性能な1.6リッターエンジンを開発しましたが、現在ではほとんど見られなくなってしまいました。
いまのコンパクトカーの主流は1.5リッター以下のエンジンで、高性能化にはターボを搭載するのが一般的です。
確かに出力だけを求めるにはターボは有効ですが、8000rpmまで回る高回転な自然吸気エンジンのフィーリングが味わえないのは、寂しく感じてしまいます。
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