跳ね馬の紋章付!! フェラーリが製造した人工呼吸器バルブが新型コロナ医療従事者を勇気づける!
新型コロナウイルスの感染がイタリア全土に広がっていることを受け、イタリアのスーパーカーメーカーであるフェラーリが、自社の3Dプリンターとそのノウハウを駆使して、人工呼吸器バルブとその継ぎ手の製造をスタートした。
跳ね馬が刻印された人工呼吸器バルブが、医療最前線スタッフを勇気づける!
欧州の自動車メーカーが、新型コロナウイルスに対する支援活動をおこなっているが、フェラーリも人工呼吸器バルブとその継ぎ手の製造を開始した。
フェラーリが製造を開始したのは、新型コロナウイルス患者を治療する医療スタッフを支援するための防護用マスクの人工呼吸器バルブとその継ぎ手だ。
製造は、マラネッロのフェラーリ本社ファクトリーにある3Dプリンター施設でおこなわれる。
フェラーリで製造されたこれらの医療用パーツは、ベルガモやジェノア、モデナだけでなく、ボローニャ近くの病院や医療従事関係者に配布される予定だ。
人工呼吸器バルブと継ぎ手には、わざわざフェラーリの象徴であるキャバリーノ・ランパンテ(跳ね馬)がレーザーで刻印されているが、これにはフェラーリからの強いメッセージが込められている。
イタリアでは、F1に参戦するフェラーリを熱烈に応援する人が多い。特にモデナともなると、街をあげてフェラーリを応援するのだが、その際の象徴となっているのが、跳ね馬のエンブレムなのだ。
現在、不眠不休で医療に従事しているスタッフ、そして治療を受けている患者の多くが、きっと、跳ね馬のエンブレムを病院内で見るたびに勇気づけられているに違いない。
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