普通じゃツマラナイ!? TOM’Sセンチュリー 絶妙なボーダーラインとは
トヨタの最高級モデル「センチュリー」を長年に渡りトヨタ車でレースなどやってきたTOM'Sがカスタマイズ。標準モデルより1000万円高のTOM'Sの味とは、どのようなものなのでしょうか。
一流には一流のチューニングブランドがある!
今回紹介する「TOM’Sセンチュリー」、消費税別の予価は2816万円です。消費税込み3097万円。
標準のセンチュリーにオプションの本革内装を加えると2051万円だから、約1000万円高となり普通の金銭感覚なら安くないと思うだろうけれど、36台の限定販売。このくらいの価格なら欲しいというヒトが居ると思うし、実際に好調らしいです。
なぜ好調なのか。クルマ好きなら誰でも解って貰えるだろうけれど、どんなに高価なモデルだってノーマルで乗るのはつまらないもの。
実際、メルセデス・ベンツのドレスアップカーはAMG以外だって多数。フェラーリやランボルギーニだってノーマルじゃイヤだというユーザーが居ます。金銭感覚が異なるだけ(一桁収入違うと購入力だって違う)。
センチュリーはとっても良いクルマながら、やはり「ノーマルだと寂しい」というユーザーは必ず居ます。ただし、センチュリーくらいのクルマになると、そこらで売ってるパーツを組んだだけだと評価されない。
一流ブランドのホイールに変えたって「いいね!」とは思われない。それは、交換した裏打ちがないからです。
ベースなっているセンチュリー自体、トヨタの技術をフルに投入して作られています。そこに誰でも買えるパーツを組み合わせたって、ノーマルより悪くなる可能性大。
高価なクルマを買ってノーマルよりダメにしたんじゃ頭良くないです。前述の通りメルセデス・ベンツもドレアップカーが出ているけれど、作っているのは一流のチューナーばっかり。
ブラバスにしてもロリンザーにしても、メルセデス・ベンツと同等の信頼性をキープしつつ、一段と高い性能や品質のパーツを作り、組み込んでいます。
BMWもシュニッツァーやハルトゲといった有名なチューナーが居ます。裕福なユーザーからすればメルセデスやBMWじゃ物足りない部分をキッチリ満足させてくれるということなのです。
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