21年へ五輪延期も「東京2020」!? 五輪記念ナンバーの交付締切は変更されるのか
新型コロナウイルスの影響で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が1年ほど延期されることが2020年3月24日に決まりました。大会記念のナンバープレートの交付期間は、2020年9月までが予定されています。大会延期に伴う影響はあるのでしょうか。
大会本番前に交付終了? 記念ナンバーへの影響は
新型コロナウイルスの影響により、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020オリンピック)が1年ほど度延期となることが2020年3月24日に発表されました。延期は史上初だといいます。
延期が決まる前までには、大会を盛り上げるさまざまな取り組みがありましたが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート(以下、東京2020ナンバープレート)の発行もそのひとつです。延期に伴い、どのような影響があるのでしょうか。
国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会は3月24日に発表した声明で、大会名称である「東京2020」を延期後も維持することで合意したと発表しました。これにより、延期後も大会の広報物やグッズなどに影響が出ることはないと見られます。
そして、東京2020ナンバープレートは、2017年10月10日から申し込みが始まったナンバープレートで、デザインは、白地に大会エンブレムだけが入った「大会エンブレム付きナンバー」と、1000円以上の寄付金で選択できる図柄・エンブレムが両方入った「図柄入りナンバー」の2種類。
オリンピックとパラリンピックのエンブレムが2枚1組で交付され、前後面にどちらのエンブレムのものを取り付けるか自由に選択することができる、というものでした。
申し込み期間は2020年9月末までが予定されていましたが、延期に伴い申し込み期間の変更などはあるのでしょうか。
国土交通省の担当者に聞いたところ、「大会がどれほど延期されるのかが決まっていない状況なので、東京2020ナンバープレートの交付期間への影響も含め、今のところなにも決まっていません。
大会組織委員会から何らかの発表があれば、それに応じた発表をおこなうことができるかもしれません」と話します。
東京2020オリンピックを記念したナンバープレートということで、もともと注目されていたものではあったものの、今回の影響によって大会が開始される前に交付が終了する可能性も残されている状況です。
現状、延期の影響は未定ということなので、今後どのような対応がおこなわれるのか注目されます。
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