オヤジセダンに280馬力のエンジンを搭載!? 隠れ高性能車5選
ほぼランエボ!? 意外とイケてるスペックのセダンとは
●三菱「ギャランフォルティス ラリーアート」

2007年に発売された三菱「ギャランフォルティス」は、ミドルクラスのセダンとして開発され、高性能モデルの「ランサーエボリューションX」のベースとなったモデルでもあります。
ギャランフォルティスには過激すぎないスポーティグレードの「ラリーアート」が設定されていました。
搭載されたエンジンは最高出力240馬力を誇る2リッター直列4気筒ターボで、トランスミッションは「ツインクラッチSST」(DCT)を採用。
駆動方式はフロントヘリカルLSD+「ACD」(アクティブセンターディファレンシャル)+リヤ機械式LSDで構成される、3つの走行モードを選択可能としたフルタイム4WDのみです。
これらはすべてランサーエボリューションXと変わらない内容ですが、セッティングは実用性を重視していました。
外観は空気抵抗の低減を図った専用フロントバンパーを採用しながらも、派手なエアロパーツは装着されておらず、まさに大人のためのスポーティセダンとなっています。
●日産「ローレル 25クラブSターボ/25メダリストVターボ」

1997年に発売された日産8代目「ローレル」は、シャシや主要部品をスカイラインと共有するミドルクラスのセダンです。
ラグジュアリーな「メダリスト」系とスポーティな「クラブS」系の2シリーズがあり、双方に高性能グレード「25クラブSターボ/25メダリストVターボ」がラインナップされていました。
搭載されたエンジンは2.5リッター直列6気筒ターボで、1998年モデルでは最高出力280馬力を発揮し、トランスミッションは4速ATのみを設定。
直列6気筒ならではのスムーズな吹け上がりと、リニアリティを優先したパワーフィールで、快適かつ俊足なセダンとなっていました。
8代目ローレルはスタイリッシュかつシックな外観で、スカイラインほどの派手さはなく、それでいてパワフルなエンジンを搭載するギャップが面白いモデルでした。
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走りに特化したグレードがあると、そればかり注目されてしまいがちですが、今回紹介したような影に隠れた高性能モデルも存在します。
そんな、王道から少し外れた高性能モデルを探してみるのも、楽しいかもかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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