冬タイヤの正しい保管方法は? 夏の間の劣化を押さえるコツとは
冬に使ったスタッドレスタイヤは、夏の間は外して保管しておく必要があります。夏の間の劣化を押さえて、次のシーズンも安全にスタッドレスタイヤを使うためには、どのように保管しておけばよいのでしょうか。
タイヤの劣化を抑えるためにはのコツとは?
スタッドレスタイヤは、冬に降雪地域でクルマに乗る場合は欠かせない装備となりますが、冬が終わったら夏タイヤに交換して、しばらく保管しておく必要があります。
交換後は、次の冬まで半年以上にわたり使われなくなるスタッドレスタイヤですが、性能を最大限に維持させるよう正しく保管するためには、いったいどのようにすればよいのでしょうか。
スタッドレスタイヤは、氷上・雪上の路面でグリップ力を最大限に発揮するように設計されたタイヤであり、ドライ路面やウェット路面では夏タイヤほどの性能を発揮できません。
そのため、交換せずに1年中スタッドレスタイヤを使うことは望ましくないのです。もちろん、雪や氷の路面を夏タイヤで走るのはもってのほかです。
外したスタッドレスタイヤを保管する際、寿命を少しでも伸ばして、次の冬も性能を最大現に発揮させるには、どうしたら良いのでしょうか。横浜ゴムは次のように説明します。
「第一に、暗く涼しい場所で保管してください。シーズン後に使用したタイヤを保管する場合、タイヤは直射日光、雨水、油、熱などに弱いため、直射日光や雨にさらされる場所に置いておくとゴムの劣化スピードが早まります」
自宅の敷地内に保管する場合は、保管する場所が日が当たらないか、また雨が当たらないか、などを気をつけるとよいでしょう。有料のタイヤ保管サービスを利用するのもひとつの手です。
また、空気圧についても注意を払ったほうが良いと、横浜ゴムは説明します。
「ホイール付で保管する場合は、ゴムやコードの緊張状態を和らげるため、空気圧を半分程度にすることをおすすめします」
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タイヤメーカー各社は、スタッドレスタイヤを適正に保管した場合、「新品のスタッドレスタイヤ」であれば3年から4年は性能を保つと説明します。次の冬も、安全に雪道を走行するために、正しい保管方法を覚えておくことが重要です。
また、とくに自分で交換作業した場合は、装着した夏タイヤの空気圧もチェックが必要です。
保管時に空気圧を下げていなくても、タイヤの空気は自然と抜けていきます。保管されていた間に夏タイヤの空気圧は低下し、「燃費悪化」や「タイヤ損傷」、「性能低下」などの悪影響を及ぼします。
指定の空気圧まで充填して、その後も定期的な空気圧点検をおこなうことが重要です。
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