なぜガリ傷で10万円も!? バンパーの修理費が高額になるワケ
クルマのセンサーはこんなところにも付いている!?
ヤリスのように、前後にソナーを装備しているクルマは少なくありません。なかには「こんなところにも?」という場所にセンサーを搭載している車種もあります。
トヨタ「クラウン」は、ヤリスと同様にインテリジェントクリアランスソナーを装備しており、フロントバンパーやリアバンパーに複数のセンサーがあります。
そのほかにもクラウンには、フロントグリルの「王冠エンブレム」の部分に、前走車との距離を測る「ミリ波レーダー」が装備されています。
ミリ波レーダーは、電波を発射し、その反射波をキャッチすることで、反射時間と周波数の変化から前方の物体の位置と相対速度を算出する仕組みです。
クラウンのセンサー本体は王冠の奥に装着され、ミリ波レーダーは王冠部分を透過し、前方のクルマや歩行者を検知します。
同様の工夫は、マツダ「マツダ3」にも見られます。マツダ3では、車間距離を一定間隔に保つ「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」のレーダーを、クラウンと同様にフロントグリルのエンブレム内に装備しています。
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クラウンが装備するミリ波レーダーは、部品単体で10万円以上。スバル車が装備する「アイサイト」では、センサーとなるカメラ故障で20万円以上の修理費用がかかったという例もあるようです。
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