新型コロナウイルス蔓延でお花見自粛!? 車窓から楽しめる桜並木の絶景スポット5選
春といえば桜、桜といえばお花見です。近隣の名所で宴会をするのも良いですが、桜並木をドライブして車窓から桜を愛でるのも風流です。そこで、クルマが走れる桜並木のなかから、絶景スポットを紹介します。
ぜひクルマで訪れたい日本最長クラスの桜並木
毎年春になると桜が咲き誇り、私たちの目を楽しませてくれます。しかし新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年のお花見は自粛傾向。そこでちょっと趣を変えて、桜並木をドライブして車窓からお花見というのはいかがでしょうか。
日本には5km以上も続く桜並木や、まるで桜がトンネルのようになっている道があり、美しい桜を満喫することができます。
そこで今回は、絶景と評判の桜並木のなかから、5つのスポットを厳選して紹介します。
●海津大崎の桜(滋賀県高島市マキノ町海津)
「海津大崎」は琵琶湖の北端にある岬で、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地です。春にはその湖岸およそ4kmに渡って桜が咲き誇り、「日本さくら名所百選」にも選出されています。
見ごろは例年4月上旬で、近畿圏では遅咲きの桜の名所として有名です。桜は樹齢80年を越える老桜から若木まで約800本のソメイヨシノで、満開時の滋賀県道557号線はまるで桜のトンネルです。
気を付けたいのが、見ごろ時期の週末は周辺道路の通行が規制されることです。桜の開花状態によって規制される日が変わってくるので、事前に調べてから出かけるのが良さそうです。
●日光街道桜並木(栃木県宇都宮市・日光市)
「日光街道」は江戸時代に開通した五街道のひとつで、現在は国道4号と国道119号の通称として用いられています。
ここで紹介する桜並木は、国道119号に入ってからの日光街道で、宇都宮市の宮環上戸祭町交差点から日光市山口まで。並行して走る「日光宇都宮道路」も国道119号の別線扱いになるので、注意が必要です。
全国屈指の規模を誇る桜並木はおよそ16km続き、約1500本にも及ぶヤマザクラの満開時は、「まるで桜のトンネル」と形容されるほどの絶景で、「日本さくら名所100選」にも選定されています。見ごろは例年4月中旬から下旬です。
こちらの桜は、沿道の大沢・篠井・富屋・国本・城山の旧五ケ村道路愛護会が1951年に植えたもので、募金で購入した苗木の交付を受け、沿道住民のボランティアによって完成した桜並木なのです。
ちなみに、桜並木を抜けてさらに日光方面に進むと、「日光杉並木街道」へと続きます。全長37kmにも及ぶ杉並木は世界一の規模で、道の両側にそびえ立つ杉の木はなんと約1万2500本もの数。古いものでは樹齢380年を超えるそうです。
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