新型車投入ほぼ同時もホンダ「フィット」とトヨタ「ヤリス」販売でなぜ明暗くっきり

新型フィットのライバルはまさかの…

 前出の販売台数ランキングでは、28位に新型ヤリスの先代モデルとなるヴィッツが2876台を記録してランクインしています。

走りのイメージが強すぎた? 新型「ヤリス」
走りのイメージが強すぎた? 新型「ヤリス」

 また、ホンダとトヨタのモデルラインナップも2台の販売台数に影響しているといえます。ホンダの販売店スタッフは、次のように話します。

「現在、新型フィットのライバルは同じホンダの軽自動車『N-BOX』という見方も出来ます。

 ひと昔前の軽自動車は、あくまでも買い物や近所の移動といったイメージが強かったほか、安全性や快適性においてもずば抜けて良いという印象を持たれているお客さまは少なかったように感じます。

 しかし、近年の軽自動車は普通車並の安全・快適装備を備えているうえ、走行性能も格段に向上しました。その結果、普通車から軽自動車に乗り換えるお客さまが増えております。

 N-BOXでも、同じホンダ車や他社の普通車から乗り換えされるお客さまも多くおり、なかには『昔に比べて、軽自動車の性能が良くなったから、軽自動車で良い』という人もいるほどです。

 また、同時期に登場したトヨタのヤリスは、サイズ感や価格帯はフィットの競合になり、歴代モデルでも競い合っている面はありました。

 しかし、新型ではクルマとしてのコンセプトが大きくことなっていることもあり、実際に検討されるお客さまでは、日常の買い物や近場での利用を目的としていることもあり、N-BOXと比較されることが多いです」

※ ※ ※

 新型フィットと新型ヤリスにとって、2月の登録車販売台数では、実際の影響が分かりづらい部分が多いのは事実ですが、先行受注という同様の販売手法を使って、大きな差が出ているため、3月以降の結果で2台の人気度合いが分かるかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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