高速道路の路肩走行って違反だよね? 「路肩」と「路側帯」の違いとは
路肩と路側帯の違いとは? 駐車帯って?
路肩と間違いやすいものに「路側帯」と呼ばれるものがあります。場所によっては路側帯のなかに路肩が含まれていたりと、見分け方は少し複雑で、一目で判断するのは難しいものです。
路肩と路側帯の大きな違いは、定められている法律が違うという点です。
路肩は「道路構造令」によって定められているのに対し、路側帯は「道路交通法」で定められています。どちらも、安全確保のために設置されていることに変わりはありませんが、根拠となっている法律の違いから呼び名や解釈の仕方が分れています。
路肩は、クルマが安全に走行するために設置されているもので、幅は最大2.5mまで確保されているのに対し、路側帯は歩行者のために設置されているもので、幅は最大0.75mとなり、路側帯は車道と歩道の境界線に、白の実線で明確に分けられている点も見分けるポイントのひとつです。
また、道路には「非常駐車帯」という、事故車や緊急車両などが停車することを目的に設置されているスペースもあります。
自動車専用道路では500m間隔で設置されており、トンネル内では約750mを目安に設置されているため、緊急時に重要となるスペースとなっています。
幅員3.0mと規定されているため大型車も余裕で停車することができることから、ルールを知らずに仮眠を取っているトラックドライバーいるようですが、緊急時以外の使用は禁止されているほか、仮眠や携帯電話の使用などでの停車もNGとなっているので注意が必要です。
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