トヨタ「センチュリー」が左ハンドル? 現存する激レア車の正体とは

ドイツに現存するセンチュリーのエンジンスペックとは?

 エンジンは欧州の法規対応をおこなう程度で、スペックは最高出力280馬力/最大トルク481Nmと変更ありませんが、日本仕様では自主規制によりこのスペックに留められていますが、本当の実力はどうだったのか気になるところです。なお、トランスミッションは初期モデルのため4速ATを搭載しています。

5リッターV型12気筒のエンジン
5リッターV型12気筒のエンジン

 前出のThomas Schalberger氏はこのセンチュリーに乗った数少ない一人で、試乗した印象を聞いてみたところ、「エンジンはモーターのようにスムーズで静か、フットワークは路面の舗装が変わったかのように滑らかでビックリしたよ!!」と教えてくれました。

 さらに「また来るなら試乗できるようにセッティングしておくよ!!」といってくれたので、その言葉を信じて近いうちに伺いたいと思います。

 ちなみに、3代目となる現行モデルは左ハンドル仕様の計画はないといいます。恐らく、現行LSがその代わりを担える存在に進化したことも大きいといえます。

 また、プラットフォームは、4代目LSのロングボディ車がベースなので、技術的にはそれほど難しくないはずです。以前の東京モーターショーで参考出品された際に海外メディアの反応が高かった事も踏まえると、個人的には「メイド・イン・ジャパン」を象徴する一台として、世界にもっとアピールしてもいいモデルだと思っています。

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Writer: 山本シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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