懐かしすぎる! 昭和の遺産「オート三輪」 再注目される現代では購入可能?

オート三輪、いまならいくらで買える?

 ナンバー登録を取得すれば、実際に公道を走らせることもできます。ですが、希少なこともあり、状態の良いものはかなりの高値で取引されることも多いようです。

 例えば、ミゼットであれば、150万円から200万円が相場とされていますが、販売されているうちの多くは価格相談となっています。

 また、普通自動車と同様の維持費が必要になります。具体的には、「自動車税(13年越えの場合は増税)」、「重量税(18年越えの場合は増税)」、「自賠責保険」、「車検費用」といった費用がかかります。

 オート三輪について、中古車販売店スタッフは以下のように話します。

「現在販売されているオート三輪で、購入時に欠損のないクルマは少ないでしょう。部品の流通量がほとんど無いため、メンテナンスのしようがないからです。購入時は走行できても、途中で走るのに必要な部品が故障すれば、復活はかなり難しいと思います。

 当店では10年ほど前に数台扱ったことはありますが、珍しい中古車に特化した解体業者がいたため、部品を入手できました。当時でさえ私達だけでは対応しようがなかったので、いま一般の人が探すとなれば、根気が必要だと思います」

タイなどで見かける機会の多い「トゥクトゥク」
タイなどで見かける機会の多い「トゥクトゥク」

 貨物自動車ではなく、側車付軽二輪車扱いの「トゥクトゥク」と呼ばれる乗り物であれば、格段に維持費を抑えることができます。250cc以下の3人乗りバイクに属し、東南アジアを中心に普及している乗り物です。

 普通免許があれば運転することができ、車庫証明や車検といったものは不要で、初年度のみ自賠責保険と重量税がかかるだけです。

 国内で購入も可能で、観光業者だけでなく個人で所有する場合も多くあります。お手軽な乗り物として秘かなブームになりつつあるようです。

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