令和のいまでも人気沸騰中! 絶版「軽オープンカー」3選

ヴィヴィオベースの特別な限定モデル

●スバル「ヴィヴィオ Tトップ」

 1993年に、スバルブランド40周年を記念した特別仕様車として登場したのがスバル「ヴィヴィオ Tトップ」です。Tは「タルガ」と読みます。

1991年発売のスバル「ヴィヴィオTトップ」
1991年発売のスバル「ヴィヴィオTトップ」

 ヴィヴィオTトップは、1992年に登場したヴィヴィオをベースにしたモデルで、3000台限定の特別仕様車です。3分割式のハードトップを手動で外すとオープンモデルへと変貌します。

 この状態から、さらに電動でリアガラスを格納することができます。完全なオープンとはならずBピラーは残りますが、この状態では気持ちの良いオープンエア走行ができました。
 
 ヴィヴィオTトップは、軽自動車のオープンモデルながら独立した荷室を持つ3ボックスタイプのノッチバックで、しかも小さいながらも後席を持ち、乗車定員は4名という、珍しいモデルでした。1994年には1000台限定でGX-Tというスポーツモデルも登場しています。

 中古車市場では、程度にもよりますが、30万円前後から選ぶことができるようです。
 
※ ※ ※ 

 現在、新車で購入できる国産の軽オープンモデルは、ホンダ「S660」とダイハツ「コペン」ですが、S660は2020年1月にマイナーチェンジを行っています。またコペンも2019年10月に、第4のモデル「コペンGR SPORT」が登場するなど、新しい話題もあり、まだまだ人気を維持しています。

 屋根が開き風を感じながら走ることができるオープンカーは、屋根が開くというだけで気持ちよい走りを与えてくれます。ですがその多くが2人乗りだったり、荷物を載せるスペースが少なかったりと、あまり実用的ではなかったりします。

 維持費が安い軽自動車だからこそ、逆にオープンカーを選ぶ理由にもなります。

 オープンカーが気持ち良いのはもうすぐ、冬から春にかけての季節です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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