愛車にトラブル発生!? 放置すると良い事はない車のトラブルとは
クルマに乗らない期間が長いと知らないうちに、トラブルや故障の原因となります。では、どれほどの期間で放置をすると、問題が発生するのでしょうか。
長期間クルマを動かさないと何が起こる?
クルマを動かさない期間が続くとトラブルや故障の原因となります。しかしどの程度の期間、放置し続けると、問題が起こってしまうのでしょうか。
クルマを動かさないと起こるトラブルの代表的なものとして、「タイヤの劣化」があります。タイヤ自体は、1週間から2週間で動かさないだけでも多少の変形が起こるといわれています。
数週間程度動かさなかったのであれば走行しているうちに回復できますが、半年から1年経つと「フラットスポット」という現象が起きます。
これは、同じ場所に力がかかり続けることで、一部が平たくなってしまう現象で、そのまま走行すると、平たい部分が地面に接着して振動を起こし、サスペンションなどにダメージを与え、最悪の場合、タイヤが外れる恐れがあります。
続いて、「バッテリー上がり」も起こりえる問題です。新車であれば、半年ほどの放置でも問題ないとされていますが、一般的に1か月以上経つとバッテリーが上がってしまう可能性が高いとされています。
一度バッテリーが上がってしまうと劣化も早くなり、短期間の放置でも注意が必要です。とくに、冬場は温度が下がるため、バッテリー液の反応が悪くなり、上がりやすくなることも考えられます。
また、「ガソリンの劣化」も放置トラブルのひとつです。半年以上の間にガソリンを放置すると、徐々に酸化を起こしてドロっとした粘度の高い状態になり、変色して悪臭を放ちます。
多少の劣化であればエンジンはかかるものの、アイドリング時の振動が大きくなることもあります。また、数年放置するとガソリンタンクや配管の金属が錆びついて劣化の原因になるうえ、粘度の高い状態により、燃料フィルタや噴射弁に詰まりを起こし、エンジンの故障にも繋がります。
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