愛車にトラブル発生!? 放置すると良い事はない車のトラブルとは

クルマを劣化させない最善策とは?

 数か月間クルマを動かさないだけで、あらゆる部分が劣化します。

万が一、動かなくなった場合はJAFなどのロードサービスを呼ぶことで解決する場合も
万が一、動かなくなった場合はJAFなどのロードサービスを呼ぶことで解決する場合も

 では、こうしたトラブルを未然に防ぐにはどうするべきか、都内の自動車整備工場スタッフは以下のように話します。

「しばらく乗らない状態が続くと、バッテリーが放電して、エンジンがかからなかくなくなることがあります。

 そのため、クルマに乗らないときも1週間から2週間に1回はエンジンをかけてください。エンジンが始動すればオイルが循環して劣化具合を遅らせるほか、同時にオルタネーターがバッテリーを充電します。

 理想をいえば、家の近所をぐるっと一周する程度に動かすのが理想です。タイヤも同じ場所に負荷がかかると痛んでくるので、動かすことで力を分散し劣化を防げるでしょう。

 また、車内を小まめに換気することも大切です。締め切りのままでは、雑菌が繁殖してニオイの原因になり、最悪の場合カビが発生することもあります。湿気などを取り除いておくと、車内の衛生環境を維持できます」

※ ※ ※

 小まめに動かさず、1年近く放置したままにすると劣化は進行します。ただ、何十年も放置していれば別ですが、1年から2年程度であればタイヤやバッテリーを交換するだけでクルマは復活します。そもそも、タイヤやバッテリー自体消耗品なので、3年に1回程度は交換が必要になります。

【画像】愛車が動かなくなった場合の最適な対処方法を見る!(11枚)

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