三菱がホンダ「N-BOX」に宣戦布告!? 新型「eKクロススペース」の持つ強みとは
三菱の新型「eKスペース/eKクロススペース」は、軽自動車の人気カテゴリである軽スーパーハイトワゴンの新モデルとして同社が投入するクルマです。同カテゴリで人気のホンダ「N-BOX」と比較すると、どのような違いがあるのでしょうか。
三菱の新型「eKスペース/eKクロススペース」の特徴とは
三菱が2020年3月19日に発売する新型軽自動車「eKスペース/eKクロススペース」は、現在軽自動車市場で人気を博している軽スーパーハイトワゴンというカテゴリに属する軽自動車です。
同じ軽スーパーハイトワゴンに属するホンダの人気軽自動車「N-BOX」と比較すると、それぞれの車種には、どのような特徴があるのでしょうか。
eKスペースの初代モデルは、2014年2月に発売されました。三菱初の軽スーパーハイトワゴンとして、標準仕様と「eKスペースカスタム」というエアロ仕様のふたつをラインナップ。今回のフルモデルチェンジで2代目モデルとなりました。
新型モデルでは、eKスペースカスタムが廃止された一方、新モデルとしてSUVテイストのeKスペースカスタムが登場し、同社のSUVミニバン「デリカD:5」のような迫力ある外観の軽スーパーハイトワゴンとなりました。
eKスペース/eKクロススペースが軽自動車市場で立ち向かうモデルは、5年連続で軽自動車販売台数1位を獲得し続けているN-BOXです。
N-BOXは2011年12月に初代モデルが発売されて以降、軽自動車市場で人気のモデルとして存在。全国軽自動車協会連合会の発表する軽自動車販売ランキングで首位を6回獲得しているほか、登録車を含めた乗用車販売ランキングでも2017年から2019年にかけて3回首位となっています。
立ち位置的には、eKスペース/eKクロススペースが“王者”であるN-BOXに挑む形ですが、両車にはどのような違いがあるのでしょうか。2台の詳細を比較します。
まず、eKスペース/eKクロススペースの外観は、eKスペースがボディ同色のグリル(ターボ仕様はブラック)を採用して親しみやすい印象としている一方、eKクロススペースではフロントフェイスに三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。
垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルの組み合わせが、SUVらしい力強さと安定感を表現しています。
前出のとおり、初代仕様の「eKカスタムスペース」に相当するエアロ仕様の設定はありません。
一方、N-BOXは標準モデル(N-BOX)とエアロ仕様の「N-BOXカスタム」の2種類をラインナップします。
ヘッドライトが両モデルともツリ目のeKスペース/eKクロススペースに対し、四角い形状に近い目元をしていることがN-BOXシリーズの特徴ですが、N-BOXカスタムはワイド感の強調されたエアロタイプのフロントバンパーや各種エアロパーツで、より精悍な雰囲気です。
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