もはや芸術品と言っていい!? 美しすぎるクーペ3選
国産クーペもエレガントさでは負けていない!
●レクサス「LC500」
レクサスが誇るフラッグシップクーペ「LC500」は、現在も国産クーペの頂点に君臨するモデルです。
LC500はサーキットだけが似合うクルマではなく、ドライバーのライフスタイルを感じさせる佇まいのクーペを目指したといわれています。
ボディサイズは全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mmとかなりの大柄ですが、数値以上にダイナミックな印象となっていて、低いボンネットフードからルーフラインへとつながるプロポーションは「美しさと、走りの魅力の一致」を表現。
搭載されるエンジンは5リッターV型8気筒自然吸気で、最高出力は477馬力を発揮。トランスミッションは発進時を除くほぼ全域でロックアップする「Direct Shift-10AT(電子制御10速AT)」を搭載し、アクセル操作に即応するダイレクト感とスムーズな発進、DCTに勝る変速速度を実現しています。
また、マフラー内部に装着されているバルブの開閉により、排気音色と音圧をコントロールし、走りとシンクロした高揚感あふれるエキゾーストノートを演出します。
鋭い切れ味と優雅な振る舞いを併せ持つLC500の価格は1326万3148円からです。
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かつて日本では、比較的安価なクーペが数多く販売されていました。これは海外も同様で、現在は高額なモデルばかりになっています。
トヨタ「カローラレビン/スプリンタートレノ」、日産「シルビア」、ホンダ「プレリュード」などが販売されていたころは若い人でも手に入れられましたが、いまでは難しいでしょう。
このままだとクーペは絶滅危惧種になってしまうかもしれません。
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