セレナやノアヴォクが車中泊仕様に!? イケてる2列シート車5選
昨今はアウトドアがブームで、クルマのなかで寝られる車中泊に注目が集まっています。キャンピングカーといった本格的なモデルもありますが、通常モデルで車中泊ができるクルマをピックアップして紹介します。
フルフラットにすると寝られるスペースが出現!
キャンプやウインタースポーツ、マリンスポーツなどで、車中泊をする人が増えています。
また、温泉巡りやグルメスポット巡りなど、自分の都合に合わせて移動する自由な旅をする人にとっても、クルマのなかで寝泊まりできる車中泊が人気です。
キャンピングカーといった本格的なクルマもありますが、通常仕様のクルマでも車中泊に適したモデルが存在します。
そこで今回は、車中泊に適したクルマを5台ピックアップして紹介します。
●日産「セレナ e-POWER AUTECH マルチベッド」
日産の人気ミニバン「セレナ」をベースにした車中泊モデル「セレナ e-POWER AUTECH マルチベッド」が、東京オートサロン2020に出展されました。
セレナ e-POWER AUTECH マルチベッドを開発したのは、日産車のカスタムカーを手掛けるオーテックジャパンで、「AUTECH」とは同社が展開するプレミアムスポーティなブランドです。
「セレナAUTECH」の新提案として、車中泊に特化したセレナ e-POWER AUTECH マルチベッドは、3列目シートを取り払ってベッドボードを搭載。ベッドボードを乗せるために補強バーが数か所に渡り設置されているため、150kgほどの荷重に耐えられる造りになっています。
また、ベッドボードは4分割でき、前の2枚を格納すれば2列目シートに乗車することができます。なお、ベッドボードの下に、荷物を収納することも可能です。
ベースとなるセレナe-POWERの2列目シートはもともと2人乗りのキャプテンシートであることから、運転席、助手席と合わせて4名乗り仕様となります。
セレナ e-POWER AUTECH マルチベッドは2019年度内に発売予定とされ、現時点で価格は未定です。
●トヨタ「ノア/ヴォクシー/エスクァイア マルチユーティリティ」
ミドルサイズミニバンのノア/ヴォクシー/エスクァイアには、「マルチユーティリティ(以下、MU)」という2列シート5人乗り仕様がラインナップされており、トヨタ車のカスタマイズを担当するモデリスタブランドより発売されています。
ガソリン車をベースとした2列シート車で、荷室を最大限に活用できるため、日常のショッピングで大きな買い物をしたときや、趣味の道具を積み込むなど、さまざまなニーズに応えるモデルで、オプションのベッドを設置すれば車中泊も可能です。
マルチユーティリティの専用架装装備として、荷室のフロアを水や汚れに強く手入れが簡単なオーク木目調の「MU専用フロア」とし、ベース車の収納力を活かした「床下収納」や、着替えや車中泊時のランタンの活用などに役立つ「ハンガーフック」、便利な小物入れ付きの「クォータートリムカバー」など、日常使いだけでなくアウトドアでも役立つ機能を搭載しています。
価格は、ノア/ヴォクシー マルチユーティリティが272万1400円から327万2500円、エスクァイア マルチユーティリティが287万8700円から308万7700円です。
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