いまや「デートカー」は死語!? 昭和・平成・令和で変わった恋人ニーズの変化とは
いまもある!? デートカーとは?
デートカーが流行したのは、昭和から平成に掛けての時代ですが、令和の現代において、デートカーと呼べる車種は残っているのでしょうか。
デートの際にクルマを借りる場所となるレンタカー店のスタッフは、以下のようにも話します。
「以前であれば、若年層のお客さまはトヨタ『ヴィッツ』やホンダ『フィット』などを選ばれることが多かったように感じます。
しかし、最近ではSUVブームというのもあるのか、トヨタ『C-HR』やホンダ『ヴェゼル』、直近ではトヨタ『RAV4』などのモデルを選ばれるケースが増えています。
対して、スポーツカーなどの2シーターモデルは、居住空間の狭さや積載量の少なさで敬遠されがちかもしれません」
いまの若者にとっては、かつてのデートカーのような車高の低さや、クーペのようなスタイリングは重要ではないようです。コンパクトカーやハイブリッドカーは低燃費、SUVは室内空間の快適性やSUVならではの力強いスタイルが人気なのかもしれません。

クルマを取り巻く環境は、昭和から平成、令和と大きく変化しました。かつてはクルマを持つことはステータスといわれましたが、現代ではクルマのほかにもスマートフォンやSNSなど、趣味や娯楽の選択肢は多様化しています。
さらに、都市部では公共交通機関の発達や、ライフスタイルの変化によって、クルマを必要としない若者が増えているようです。
しかし、恋人やパートナーと一緒にクルマに乗るニーズは消えていません。「好きな人と一緒に乗るなら、こんなクルマがいい」という思いを持っている人にとって、その人が選んだそのクルマこそ、最良のデートカーといえるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
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