スズキから電気SUVが登場!? クーペスタイルと融合した「FUTURO-e」世界初公開へ

スズキはクーペスタイルとSUVを融合させた電気自動車コンセプト「FUTURO-e」を2020年2月にインドで開催される「オートエキスポ 2020」で世界初公開すると発表しました。FUTURO-eとは、どのようなモデルなのでしょうか。

加速する電動化の波にスズキは「電気自動車SUV」で対抗か

 スズキのインド法人は2020年1月21日に、新たな電気自動車のSUVモデルコンセプト「FUTURO-e」を同年2月にインドで開催される「オートエキスポ 2020」で世界初公開すると発表しました。

先行公開された電気自動車のSUVモデルコンセプト「FUTURO-e」のティザーイメージ
先行公開された電気自動車のSUVモデルコンセプト「FUTURO-e」のティザーイメージ

 このFUTURO-eは、クーペスタイルとSUVをあわせ持つモデルの電気自動車で、スズキの次世代モビリティソリューションに位置付けられる、コンセプトモデルです

 独特のクーペシルエットと大胆なプロポーションを備えたFUTURO-eは、特徴的なキャラクターデザインを表現。光の相互作用を強調するユニークな塗装仕上げにより、細部まで作り込まれたディテールが、視覚的に動きある不思議な印象を演出しています。

 シンプルでありながらパワフルなデザインと前後ライトの特徴により、現代の自動車エコシステムとの魅力的な視覚的つながりを構築するといいます。

 インド法人のマルチ・スズキ・インディアでエンジニアリングのシニアエグゼクティブディレクターを務めるCV Raman氏は、次のように話します。

「FUTURO-eは、インドの自動車市場に対するマルチ・スズキのビジョンを表したものです。FUTURO-eのデザインはグローバルな感性を備えたインドの自動車としての地位を確立します。

 FUTURO-eのデザインは、自然界に存在する地質有機構造からインスピレーションを得ており、その美しさはシンプルさと壮大なディテールから明らかです。これは、主流のSUVアーキテクチャからの大幅な逸脱であり、インドのユーティリティビークルの設計水準を引き上げることが期待されています」

※ ※ ※

 世界的には、テスラ「モデルS」、フォルクスワーゲン「ゴルフe」など、多くの電気自動車が市販化されています。

 また、国産自動車メーカーでも、三菱「i-MiEV」、日産「リーフ」はすでに販売され、ホンダ「ホンダe」やマツダ「MX-30」などの投入も迫っているほか、トヨタも小型EVを投入する計画を明らかにしています。
 
 同じく今回のスズキも2017年には、インド市場向けの電気自動車を投入するためにトヨタと協力体制を構築することがアナウンスされていました。そのため、FUTURO-eがそのベースになるとの見方もあるようです。

 なお、FUTURO-eの日本市場への導入は明らかになっていませんが、今後国内外の自動車メーカーが電動化を加速させていくなかで、FUTURO-eはスズキの電動モデルの柱となっていくのかもしれません。

【画像】日本にも欲しい! スズキのインド専売車「エスプレッソ」をチェック!

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー