元警察官が激白!? 交通違反時に多い5つの言い訳
交通違反の取り締まりを受けるとき、違反したドライバーは数々の言い訳を口走ってしまうといいます。彼らはなぜ言い訳をいってしまうのでしょうか。元警察官に、ありがちな内容を聞きました。
元警察官が語る「交通違反者の言い訳あるある」トップ5とは
街でクルマを運転していると、交通違反の取り締まりがおこなわれている現場を目にすることがあり、違反したドライバーが取り締まりを受けている最中の現場に遭遇することも少なくありません。
警察官に話を聞くと、違反者が言い訳を口にすることもあるといいますが、なぜそのような発言をしてしまうのでしょうか。取り締まりの経験を持つ元警察官に、ありがちな言い訳の内容とその理由を聞きました。

元警察官のAさんは、交番や駐在所勤務のほか、パトカー乗務などを40年以上勤めた経験を持ちます。交通違反の取り締まり「定置式速度取締(俗称・ネズミ捕り)」にも携わった経験があり、違反者からのさまざまな言い訳を聞いてきました。
Aさんによると、ありがちな言い訳は、次の5つだといいます。
●その1:「標識が見えにくい(見えなかった)から違反してしまった」
交通違反をした理由として、標識が見えにくかったということを挙げる人は多いといいます。
しかし、標識はドライバーから見えるように設置されているはずなので、あくまでも「しっかり見ていなかった、うっかり見落としてしまった」だけという注意不足にすぎません。
●その2:「ほかの人もやっているのに」「自分ばかりがなぜ」
自身の犯した違反行為に対するコメントとしては、自己中心的ともとれる発言ですが、こういったことを思わずつぶやく人は多く存在するようです。
反対に、取り締まりの現場を見かける際に「自分でなくてよかった」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
もちろん、警察官は特定のドライバーだけを狙って取り締まりをおこなうことはないので、「自分ばかり取り締まられる」という状況は、現実にはありません。
●その3:「タイミングが悪かった」「運が悪かった」
いわゆるネズミ捕りの取り締まりをおこなう頻度が高い場所というのは現実に存在するようですが、そういった場所で違反行為をしてしまうと、「今日はタイミングが悪かったから」と自分のなかで言い訳をしてしまうドライバーも存在するといいます。
そして、ネズミ捕りの多い場所で急にスピードを落とすなど、その場所だけ違反しないという運転をする人もいるようです。
「タイミングが悪かった」「運が悪かった」というのは、運転に限らず日常生活でしてしまいがちな言い訳のひとつでもありますが、どのような場所でも交通ルールを守って運転すべきであることは、いうまでもありません。











