続々新型車が投入されるSUV市場 なぜホンダ「ヴェゼル」は3年ぶりのNo.1になれたのか
ミニバンNo.1は日産「セレナ」からあの人気ミニバンに!
2018年の年間販売台数にて、もっとも売れたミニバンは日産「セレナ」です。2019年の前半でも好調を維持していましたが、同年7月にトヨタ「シエンタ」にミニバンジャンルの首位を奪われてから失速しています。
また、8月にはシエンタがミニバン初となる登録車全体の単月首位になったことや、同月におこなわれたセレナのマイナーチェンジでは、デザインが変更されましたが一部のユーザーからは不評を買い、2019年の下半期では販売台数が低迷していました。
これらの要因によって、シエンタが11万880台を販売して2019年のミニバンジャンルNo.1に輝いたのです。なお、セレナはシエンタに続く2位の9万2956台となっています。

シエンタは2018年9月にマイナーチェンジを受けて、フロントグリルのデザイン変更に加え、2列シートの「ファンベース」を加えています。2列シートの追加が売れ行きを押し上げました。
シエンタが好調に売れる理由について、トヨタの販売店は次のように説明します。
「シエンタは、『ヴォクシー』のようなミドルサイズミニバンからダウンサイジングするお客さまに人気が高いです。外観のデザインが適度に個性的で趣味性も感じられるためか、『ハリアー』のような上級SUVからの乗り替えもあります」
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また、2019年の年間販売台数において、トヨタ「ヴォクシー(全体8位:8万8012台)」や、ホンダ「フリード(全体9位:8万5596台)」などもトップ10にランクインし、売れ筋ミニバンとなっています。
さらに、全体13位には高級ミニバンのトヨタ「アルファード」がランクインするなど、ボディサイズやクラス問わずミニバンジャンルが人気なことがうかがます。
Writer: くるまのニュース編集部
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