道路にチビ噴水現る!? 雪国ではお馴染みのヤツらの正体とは
海外には、川に道路標識が存在する?
日本の積雪地と同様に、海外の積雪地でも一見すると何のためにあるのかわからないものがあります。
たとえば、カナダには「湖に向かって伸びる道」が描かれた道路標識があり、そのまま進むと川に落ちてしまう道があります。
一見するとただのトラップですが、これはちゃんとした道路で、冬になり雪が降ると湖が凍り走行が認められる場所なのです。

「デッタ・アイス・ロード」と呼ばれるこの道路はカナダのノースウェスト準州にあり、長さは約6.5kmに及びます。
地図アプリで確認すると、ちゃんと湖の上を通る道路として名前が表示されています。凍っていない期間は道路の入口に柵が設けられ通行止めとなるため、間違って入ってしまうことはありませんが、知らない人が見たら驚くかもしれません。
また、フィンランドでは冬になると、街中に砂や石があふれるそうです。転んだら怪我をするのかもといった心配や、景観が悪くなると思ってしまいますが、これは「わざと」撒いています。
その理由は、雪や凍結による滑り止めとのことで、北極に近い国ならではのノウハウなのかもしれません。日本でも凍結した場所に砂を撒くことはありますが、街中に砂や石を撒くことはないので、驚きです。
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雪の積もる地域や国に行ったときには、そこでしか見られない珍しいものに目を向けてみるのもいいかもしれません。雪の悩みをどのように解決し冬を過ごしているのか、その場所独特の答えが見れるはずです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。











