ドリフトを楽しむためのベビーランボは2400万円!! 後輪駆動のランボルギーニ「ウラカンEVO」登場!

ランボルギーニ「ウラカンEVO」に後輪駆動モデルが登場しました。4WDモデルの廉価版などではなく、後輪駆動モデルならではの存在意義とはなんなのでしょうか。

ウラカンEVOに、待望の後輪駆動モデルが追加!

 アウトモビリ・ランボルギーニは、「ウラカンEVO」の後輪駆動モデルとなる「ウラカンEVO RWD」を発表しました。四輪駆動モデルとの違いはどこにあるのでしょうか。

専用のエアインテークのデザインが与えられた「ウラカンEVO RWD」
専用のエアインテークのデザインが与えられた「ウラカンEVO RWD」

 もともとウラカンがガヤルドの後継機種として登場した際のネーミングは、「ウラカンLP610-4」でした。
 
「LP610−4」とは、「縦置きミドシップ/610馬力/4輪駆動」を意味します。その後、後輪駆動モデルである「ウラカンLP580−2」がラインナップされました。
 
 四輪駆動から後輪駆動にする際に、マイナス30馬力にデチューンされ、フロントマスクなどのデザインの変更がおこなわれました。
 
 またアウトモビリ・ランボルギーニのCEOが、ヴィンケルマン氏からドメニカリ氏に交代したタイミングで、ランボルギーニの車名から「LP●●−●」がなくなり、ウラカンLP580−2は、ウラカンRWDとなった経緯があります。
 
 今回発表されたウラカンEVO RWDもウラカンRWDと同じく、四輪駆動の「ウラカンEVO」からマイナス30馬力にエンジンをデチューンし、新たなフロントマスクのデザインが与えられました。
 
 ウラカンEVO RWDの最高出力は、ウラカンEVOの640馬力に対して610馬力/8000rpmとなります。最大トルクはマイナス40Nmの560Nm/6500rpmです。
 
 車両重量はウラカンEVOの1422kgに対して1398kgと、マイナス24kgとなっています。
 
 0-100km/h加速は、四輪駆動のウラカンEVOに遅れること0.4秒となる3.3秒ですが、最高速度は同じく325km/hです。
 
 ウラカンEVO RWDは、ウラカンLP580−2と同じく、ストレートのスピードと最速ラップタイムにフォーカスしているわけではなく、ファントゥドライブを楽しむことがテーマとなっています。
 
 アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン兼チーフエクゼクティブオフィサーであるステファノ・ドメニカリ氏は、次のようにコメントしています。
 
「ウラカンEVO RWDは運転を楽しむためのクルマです。マシンがドライビング・エクスペリエンスを生み出します。このクルマはランボルギーニの技術の原点を思い出させるでしょう。
 
 ウラカンEVO RWDのパフォーマンスは、人間とマシンのハーモニーから生まれます。
 
 ドライビングスキルと後輪駆動のウラカンEVOが、バランスのとれたダイナミクス、物理的フィードバック、そしてピュアなパフォーマンスを実現し、心を揺さぶるドライビング・エクスペリエンスをドライバーがコントロールすることが可能となります。
 
 ウラカンEVO RWDがラインナップに加わったことで、初めてランボルギーニに乗るお客様も、また最高のドライビングを求めるお客様も、ともに魅力を感じていただけるでしょう」

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