意外な車が価格高騰する!? 2020年に価値が急騰しそうな旧車5選

アメリカには生産から25年が経過したクルマは、中古車でも輸入できる制度があります。そのため、アメリカの基準に合致しない25年を超えた国産の旧車が、日本から大量に流出しています。そこで、2020年に25年を迎え、アメリカに流出しそうなクルマを5車種ピックアップして紹介します。

2020年に価格高騰! 25年ルール適用でアメリカに流出しそうな旧車とは

 アメリカではクルマは右側通行で、右ハンドルの乗用車での走行は危険とされ輸入は認められていません。

 しかし、中古車を輸入する際に「25年ルール」と呼ばれる「クラシックカー登録制度」があり、生産から25年以上経過している車については排出ガス検査もなく、右ハンドルのクルマでも登録できます。

 そのため、日本製スポーツカーがアメリカで大変な人気となり、なかでも日産「R32型 スカイラインGT-R」の中古車は安かったため、大量にアメリカへ渡り、いまでは異常なほど価格が高騰しています。

 スカイライン以外でもJDM(Japanese Domestic Market)と呼ばれる日本専用車が人気です。

 そこで、1995年に製造され、2020年に25年ルールの対象となるクルマのなかから、アメリカで人気となりそうなモデル5車種をピックアップして紹介します。

●ホンダ「DC2型 インテグラタイプR」

すでにアメリカで価格高騰している「インテグラタイプR」は価格高騰の可能性大(画像は98spec)
すでにアメリカで価格高騰している「インテグラタイプR」は価格高騰の可能性大(画像は98spec)

 全車DOHCエンジンを搭載し、スポーティなイメージで1985年に発売されたホンダ「クイントインテグラ」は、アメリカでもアキュラ「インテグラ」として販売されていました。

 国内でも2代目からは「インテグラ」のネーミングになり、1993年に3代目へモデルチェンジしました。しかし、丸型プロジェクター4灯式ヘッドライトのデザインは好みが分かれ、国内では不人気となってしまったことから、1995年のマイナーチェンジで国内仕様は横長の一体薄型ヘッドライトに変更されました。

 また「NSXタイプR」で高い評価を得た「タイプR」を、インテグラにも展開。レーシングカーのテイストと圧倒的なドライビングプレジャーを得られる、究極のFFスポーツモデルを目指した「インテグラタイプR」が登場します。

 エンジンは1.8リッター直列4気筒DOHC VTECを搭載し、最高出力200馬力を発揮。自然吸気エンジンとしては当時世界最高峰のリッターあたり111馬力を誇りました。

 日本仕様と北米仕様のタイプRはフロントフェイスのデザインが異なるため、JDM車を好むマニアたちから人気となることは間違いありません。また、4ドア版も輸出されていないので、人気が出るでしょう。

 すでにインテグラタイプRはアメリカで異常な価格高騰が始まっていますので、日本の中古車の争奪戦が起こるのではないでしょうか。

●日産「R33型 スカイラインGT-R」

旧車の価格高騰は「スカイラインGT-R」が原因?
旧車の価格高騰は「スカイラインGT-R」が原因?

 1993年に登場した「R33型 スカイライン」は、3ナンバーサイズとなり室内空間は広く、コーナーリング性能も高められていました。

 そして1995年に高性能エンジンと4WDシステム「アテーサE-TS」を先代から継承した「R33型 スカイラインGT-R」が発売されました。

 搭載されたエンジンは、2.6リッター直列6気筒DOHCツインターボで最高出力280馬力を発揮。タイヤの進化やブレーキ性能の向上、サスペンションセッティングの最適化により、走行性能が向上。

 R32型GT-Rと同様に日本国内専用モデルだったため、間違いなくアメリカのカーマニアたちは狙っていると思われます。

 しかし、すでに高騰が始まっており、物件数も減っていますが、2020年にはさらなる価格高騰があるかもしれません。

 また、R32型GT-Rの価格が高騰したことや中古車流通数が減ったことで、2リッターエンジンを搭載するR32型の「GTS-t」グレードも価格が上がっているため、R33型でも同様の現象が起こる可能性が高いです。

 現在はお買い得モデルとなっているR33型の「GTS25」グレードは、いまが狙い目かもしれません。

●トヨタ「AE111型 カローラレビン/スプリンタートレノ」

最後の「レビン/トレノ」は人気となるか!?
最後の「レビン/トレノ」は人気となるか!?

 1995年のモデルチェンジで登場したトヨタ「AE111型 カローラレビン/スプリンタートレノ」は、先代のAE101型から大幅に軽量化された車重と、スーパーストラットサスペンションのセッティングが煮詰められたことにより、気持ち良くドライブできるFFスポーツクーペです。

 搭載されたパワーユニットは、先代まで存在した170馬力を発揮するスーパーチャージャー仕様が消滅し、代わりに165馬力を誇る1.6リッター直列4気筒DOHC20バルブエンジンがトップグレードに採用されました。

 最後のFR駆動のレビン/トレノである「AE86型」は、すでに価格高騰が顕著ですが「AE92型」以降のFFモデルは、まだ価格高騰していません。

 しかし、スカイラインGT-Rと同様に、安いからこそ人気が出て、価格高騰の可能性があります。またレビン/トレノの最終モデルでもありアメリカには輸出されていません。気になる人は海外への流出が始まる前に手に入れておいたほうが良いでしょう。

価格高騰間違いなし!? 「意外な」クラシックカーたちを画像でチェック!

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