なぜSNSで事故に巻き込まれた車が話題? 落下物に接触した「車」が注目を集めたワケとは

もう1台! ダイハツのレアカーとは?

 そんなダイハツにはもうひとつ、レアなクルマが存在します。

「メビウス」と名付けられたそのクルマは、トヨタ プリウスシリーズのステーションワゴン「プリウスα」のOEM車です。

トヨタ「プリウスα」のOEM車となるダイハツ「メビウス」
トヨタ「プリウスα」のOEM車となるダイハツ「メビウス」

 プリウスαでは7人乗り仕様も用意されていますが、メビウスは5人乗り仕様のみで、グレードも「S “L Selection”」「S」「S “Touring Selection”」の3グレードのみが展開されています。

 アルティスと同様にエンブレム類は変更されていますが、装備内容やボディカラーなどはプリウスαに準じています。

 2013年4月に販売が開始され、2014年11月にマイナーチェンジを実施、2017年11月の一部改良では衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備。2018年の販売台数は86台(出典:マークラインズ株式会社)。2018年のひと月あたりの販売台数は7.1台ほどです。

 ダイハツのレアなクルマとして「アルティス」を紹介しましたが、じつは、トヨタにも「アルティス」というクルマがあります。

 正しくはトヨタ「カローラ」の東南アジア仕様につけられたサブネームが「アルティス」で、2019年9月3日にはトヨタのタイ法人が、新型「カローラ アルティス」を発表しています。

 新型カローラ アルティスは月間2300台の販売計画を設定しており、レア度とは無縁なクルマのようです。

※ ※ ※

 カムリとアルティスの外観上の差異はエンブレム程度なのですが、事故を伝える報道やSNSにアップロードされた画像から小さなエンブレムに注目し、アルティスであることを見極める人がいるということは、低販売車ながら話題性のあるクルマといえるかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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