東京オリンピックイヤーモデルのレンジローバーは何が変わった?

狙い目は、PHEVのレンジローバー・スポーツ

 レンジローバー・スポーツでは、ジャガー・ランドローバーが設計・開発・製造までを手掛けた、マイルド・ハイブリッド48Vシステムなどパフォーマンス向上技術を備えた直列6気筒のINGENIUMガソリン・エンジンを新しく追加したのがトピックです。

2020年モデルの「レンジローバー・スポーツ」。精悍でスポーティなデザインはそのまま踏襲
2020年モデルの「レンジローバー・スポーツ」。精悍でスポーティなデザインはそのまま踏襲

●レンジローバー・スポーツ(2020年モデル)

 PHEVモデルに搭載される3リッター直列6気筒のINGENIUMガソリン・エンジンは、ツイン・スクロール・ターボチャージャーによってサポートされた電動過給機と可変バルブリフト機構を独自に組み合わせることで、出力をアップさせながら最大限の効率性でエンジンに空気を取り込むことが可能です。
 
 また、最高出力400馬力、最大トルク550Nmを発揮し、優れたレスポンスとさらなる安定性を提供します。
 
 さらに、車線を認識して中央の走行を維持し、時速30km/h以上であれば車線のない道路でも前方車両を追従する、ステアリングアシスト付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)のオプションが用意されました。
 
 エクステリアカラーは、ナルヴィックブラック、フジホワイト、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、インダスシルバー、フィレンツェレッド、エストリルブルー、バイロンブルー、アイガーグレイ、ポルトフィーノブルー、カルパチアングレー、シリコンシルバーの12色が用意されています。
 
 2020年モデルのレンジローバー・スポーツの車両価格は消費税込みで次のとおりです。

●5リッターV型8気筒ガソリン・エンジン搭載モデル 2機種
・レンジローバー・スポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック(ガソリン 525馬力):1482万円
・レンジローバー・スポーツSVR(ガソリン 575馬力):1723万円

●PHEVモデル 3機種
・レンジローバー・スポーツHSE(PHEV 404馬力):1218万円
・レンジローバー・スポーツHSEダイナミック(PHEV 404馬力):1276万円
・レンジローバー・スポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック(PHEV 404馬力):1351万円

●3リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載モデル 1機種
・レンジローバー・スポーツ・オートバイオグラフィー・ダイナミック(ガソリン 400馬力):1272万円

●3リッターV型6気筒ディーゼル・エンジン搭載モデル 3機種
・レンジローバー・スポーツSE(ディーゼル 258馬力):936万円
・レンジローバー・スポーツHSE(ディーゼル 258馬力):1084万円
・レンジローバー・スポーツHSEダイナミック(ディーゼル 258馬力):1143万円

※ ※ ※

 レンジローバー/レンジローバー・スポーツの両モデルともインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」や4G通信可能なWi-Fiホットスポット、スマートフォンのアプリから車両の各機能を確認・操作できる「リモート」、スマートフォンのアプリをTouch Pro Duoのタッチスクリーンで操作可能なApple CarPlayやAndroid Autoなどのコネクティビティ機能を標準装備し、ヘッド・アップ・ディスプレイなどの先進テクノロジーがオプションで用意されています。

東京オリンピックイヤーモデルのレンジローバーはこうなる!(21枚)

クルマの乗り心地がしっとりしなやかに変わる!?

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