トヨタ「プリウス」はなぜ人気続く? 後発ハイブリッド車に負けない理由
現行プリウスは低迷? 好調?
前述の現行プリウスが2018年12月17日におこなったマイナーチェンジでは、「歌舞伎顔」とも揶揄され不評だった前後のデザイン変更や、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備。
さらに、夏場のシート蒸れを解消する吸い込み式のベンチレーションを新たに前席へ採用するなど日常の使い勝手の向上も図られています。
マイナーチェンジに至った経緯について、トヨタ広報部は次のように話します。
「デザイン面では、従来モデルオーナーからも“抵抗があった”という声が確かにありました。クルマを選ぶ段階でも『デザインが残念』という声が多かったようで、デザインを変えなければということで変更して、プリウスの良いところを見てもらうためにも、『好んで頂けるデザイン』にしています」
マイナーチェンジ後のプリウスは、2019年5月から7月の登録車販売台数で首位を維持。8月、9月にはトヨタ「シエンタ」、10月、11月にはトヨタ「カローラ」に首位を奪われるものの、安定的な台数を保っています。
そして、2019年12月時点の1月から11月の合計では、プリウス(11万8021台)、ノート(11万2454台)、シエンタ(10万30601台)という状況です。
同年10月、11月では、ノートの勢いが落ちていることもあり、このままいくと2019年の登録車販売台数はプリウスが再び首位に輝くかもしれません。
プリウスの販売状況について、販売店のスタッフは次のように話します。
「プリウスは、マイナーチェンジ以前からそれほど低迷しているモデルではありませんでした。ただ、日産『ノート』が好調だったことや、3代目プリウスに比べると勢いが落ちていたこともあり、全体的なイメージとして低迷している印象があったのかもしれません。
しかし、2019年の春から夏にかけては、ほかを抑えて販売が好調でした。これは、もちろん2018年12月のマイナーチェンジの影響があります。
最近では、同社のシエンタやカローラが販売台数を伸ばしていますが、プリウスも3位、4位と安定的な台数を販売しています」
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現行プリウスの登場後も、かつてのライバルだったホンダ「インサイト」やプリウスの進化版ともいえるカローラなどが登場していますが、販売面において大きな影響はないようです。
「売れているクルマ=プリウス」、「ハイブリッド車=プリウス」、「プリウス=エコ」などといったイメージが付いている限り、プリウスの人気は続いていくのかもしれません。
何故人気なのか、ホントに解らん。
モデルチェンジしてから、余計
目立つ様に感じた。個人的には、
プリウスも、乗ってる人も嫌い!