飛ばないファーストクラス? メルセデス・マイバッハの作る「GLS」は、ショーファードリブンなSUVだった
まるでファーストクラスのような、ゴージャスなリアシート
マイバッハGLSの後席は、どれほど豪華な仕様になっているのでしょうか。
マイバッハGLS 4MATICは、標準の仕様ですでに豪華なキャビンとなっています。ダッシュボードその他、標準で上質のナッパレザーがふんだんに使用されていますが、リクエストに応じて様々なクッションとレザーなどの表皮を選択することが可能です。
リアのセンターコンソールは、拡張可能な折りたたみ式テーブルや、シャンパンボトル用のスペースを備えた冷蔵庫なども用意されています。
リアシートとラゲッジルームは、パーテーションにより区切られており、遮音性がさらに高められています。マイバッハGLS用に専用チューニングされたサスペンションとパワートレインのマイバッハ・プログラムがあり、この走行プログラムを選択すると、後部座席の乗客に究極の乗り心地を提供することが可能です。
マイバッハGLSの後席は、リアタブレットを使用してエアコンやシートの調整だけでなくエンターテイメントも充実しており、デジタルデバイスとの連携も可能。極めて上質なファーストクラスのような空間となっています。
エンジンは3982ccのV型8気筒ツインターボを搭載し、558馬力/6000−6500rpm、730Nm/2500−5000rpmを発揮。0-100km/h加速は4.9秒で、最高速度は250km/hです。
ボディサイズは、全長5205mm×全幅2030mm×全高1838mmです。2020年後半に市場投入される予定です。
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ラグジュアリーSUVの世界は、極めて高級なSUVとしてロールス・ロイス「カリナン」をはじめ、ベントレー「ベンテイガ」、レンジローバー「SVAオートバイオグラフィー・ダイナミック」などの先行する競合車があります。
さらに、アストンマーティン「DBX」も、少し異なる方向性からこの高級SUVセグメントに参入したばかりです。こうした競合他車にカスタマーを取られないように高級SUVセグメントに送り込まれたのが、マイバッハGLSであると考えられそうです。
E350ブルーテックを運転した時に同じV6ディーゼルがSクラスにも載るかと期待したが事もあろうにCクラス用のディーゼルのハイブリッドでS300hを唱ってきたのには思いきりズッ転けたもんだが記事のGLSも負けじ劣らずだよねw
退くに退けないと言うか?4000ccターボで63を背負わせるにはあまりにも重い十字架だと思うのだが?
先日久々にW221の550を運転したけど222ほどに電子部品に晒されていない車は熟良いな~と思ったけどね