トヨタ新型「ライズ」は「RAV4」みたいなワイルド系!? 新型コンパクトSUVを動画でチェック
コンパクトSUVの新型モデルとして、トヨタ新型「ライズ」が2019年11月5日に発売されました。新型ライズはダイハツが開発を担当し、ダイハツからは新型「ロッキー」として販売されます。どんなクルマなのか、動画で紹介します。
新型ライズはRAV4みたいに若者に受け入れられるのか?
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まるでミニ「RAV4」とも呼べそうな、トヨタの新型SUV「ライズ」。2019年11月5日に発売されたばかりの新しいコンパクトSUVを、さっそく動画で紹介します。
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新型ライズは、全長4m以下で5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。車体の大きなSUVが多いなか、使い勝手のよいコンパクトSUVは人気ジャンルです。
新型ライズのデザインは、国内外で人気を博すトヨタのミドルサイズSUVであるRAV4とよく似ています。力強いフェイスデザインや厚みのあるロアボディ、張り出したフェンダーなど、ワイルド系SUVをイメージさせます。
近年、国内のSUV市場では、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「C-HR」といった、スタイリッシュな都会派クロスオーバーが人気でした。一方で、ワイルド系のSUVであるRAV4が2019年4月に発売され、ミドルサイズながら堅調に売り上げを伸ばし、一定のニーズがあることを示しました。
トヨタの発表によれば、2019年8月の時点でRAV4の購入者層の約45%は30代以下が占めており、クルマ離れが進んでいるといわれている若者が購入しているといいます。
若い人たちを中心に、ワイルド系SUVのデザインにニーズがあるとすれば、より廉価で小型なSUVライズへの期待も高まるといえそうです。
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新型ライズは、ダイハツがデザインや開発を担当しており、ダイハツでは新型「ロッキー」として登場しました。
ダイハツでは、コンパクトトールワゴンの「トール」のOEMとして、トヨタ「ルーミー/タンク」、スバル「ジャスティ」という成功例があります。
ダイハツによる小型ながらも広い室内や充実した機能をもつクルマづくりと、ダイハツとトヨタの異なるユーザー層へ幅広く販売できることが合わさって、近年の新車市場で大きく成功しました。
新型「ライズ」「ロッキー」の展望について、ダイハツの開発担当者は次のように述べています。
「ダイハツでは軽自動車やコンパクトからのアップサイザーの方々に、トヨタではミニバンやSUVからのダウンサイジングの方々を中心に、幅広いお客さまに気に入ってくれるのではないかと期待しております」
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新型ライズは5ナンバーサイズのSUVながら、同クラストップクラスとなる369リッターの荷室や、広い室内空間を確保しています。
17インチの大径タイヤを履きながら、最小回転半径は5mと小回りの効く取り回しを実現しました。
先進安全技術も充実しており、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能のほか、全車速追従付ACCや自動駐車支援機能も装備しています。
また、最新のコネクティッド機能を備えており、スマホとの連携も可能です。
新型ライズの価格帯は、車両本体価格(消費税込)で、2WD車は167万9000円から、4WD車は191万8800円からです。
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