ベントレー「ベンテイガ」にPHEV登場! 便利な7人乗りも追加へ
ベントレー「ベンテイガ」にプラグインハイブリッド仕様と7人乗りのオプションが登場しました。2015年にリリースされたベンテイガですが、この時期にラインナップを充実させた理由は何なのでしょうか。
プラグインハイブリッドに7シーター、ますます充実するベンテイガのラインナップ
2019年11月20日、ベントレー「ベンテイガ」に、プラグインハイブリッドのパワートレインと7人乗り仕様が追加されることが発表されました。以前からアナウンスされていましたが、どうしてこの時期に発表されたのでしょうか。
ラグジュアリーSUVの筆頭に挙げられるベンテイガですが、このクラスで初となるプラグインハイブリッドのモデルが登場しました。
3リッターV型6気筒ターボエンジンに最新のモーターが組み合わせられ、ベントレーのEV化に向けた最初のクルマとなります。
また、実用的で豪華な7人乗り仕様のオプションが登場しました。3列目のシートは、ボタンを押すだけで電動で折りたたむことができ、あくまでも追加の乗員を乗せるためのシートということでしょう。
2列目シートは手動で簡単に折りたたむことができ、3列目シートへのアクセスが容易になっています。また、2列目と3列目はフラットにたたむことができるので、非常に多くの荷物を搭載することが可能です。
「ベンテイガV8」と「ベンテイガ・スピード」は7人乗りと4人乗り仕様をオプションで選択可能ですが、ハイブリッドモデルは、4人乗り仕様となるようです。
ツイン仕様の後席には、12ウェイの電動シート調整、シートヒーター、シートクーラー、マッサージ機能など、フロントシートとほとんど同じ機能が装備されています。
また、ベントレー・リアエンターテイメント、Bluetoothヘッドフォン、折りたたみ式ピクニックテーブル、ドリンククーラーなどのインディビジュアル・オプションも用意されています。
リアシートの背後にはキルティングされたバックボードがあり、キャビンを荷室から分離し、ラグジュアリーな空間に仕立てられています。
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ベンテイガ・スピードは、6リッターW型12気筒TSIエンジンを搭載した世界最速の市販SUVです。また、4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載したベンテイガV8は、今後もベンテイガの中核を成すモデルとして販売されます。
このラインナップに、環境に優しいハイブリッドモデルを加え、極めてエクスクルーシブな4人乗り仕様と、幅広い用途で使用できる7人乗り仕様をアピールするのは、アストンマーティン「DBX」への牽制の意味があるのかもしれません。
DBXにはハイブリッドモデルと7人乗り仕様はラインナップされません。ベントレーの絶妙な差別化といえるでしょう。
日本導入が非常に待ち遠しい追加ラインナップです。
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