ホンダの「タイプS」10年ぶり復活へ! 伝統のスポーティグレードを2モデル発売か
アメリカ「LAオートショー2019」のホンダブースでは、北米で展開するプレミアムブランド「アキュラ」のコンセプトモデル「タイプS コンセプト」をお披露目しました。アキュラにとって、10年ぶりの復活となるタイプSとはどのようなモデルなのでしょうか。
スポーティさが楽しめる! 「タイプS」ってどんなクルマ?
ホンダが、北米で展開するプレミアムブランド「アキュラ」は、LAオートショー2019にてコンセプトモデル「タイプS コンセプト」をお披露目しました。
これは、2019年8月にアメリカ・西海岸で開催されたカーイベント「モントレー・カーウィーク」において初公開されたものです。アキュラとして10年ぶりに復活するタイプSとは、どのようなモデルなのでしょうか。
タイプSとは、アキュラブランドのスポーティモデルに与えられる称号で、ホンダの頂点に立つスポーツモデルがタイプRとなり、タイプSはその下に位置する仕様です。
いずれも走りの楽しさを強調するスポーツモデルですが、両者が大きく異なるのは想定しているステージ。サスペンションの設定などでタイプRにはサーキットを限界走行するためのメカニズムを与えられているのに対し、タイプSは日常からワインディングロードなどを楽しく運転できるように味付けられています。
ハードな体育会系でははく、快適性など日常も考えたスポーツモデルといえます。タイプSは、現在のホンダのラインナップにはありませんが、日本でもかつて展開されていました。
最初に登場したのは「プレリュード」で、デビューは1996年。専用チューニングの高出力エンジンや左右トルク配分機構が搭載されたスポーツモデルです。
その後、初代「NSX」、「インテグラ」、「S2000」、「アコード」に設定。運転する喜びを引き上げつつも、タイプRに比べると快適で日常生活でも一般のグレードと同じように使える間口の広さが最大の魅力でした。
今回のタイプS コンセプトは、今後発売するモデルを示唆しています。
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