リアルな人ではない? ポルシェはタイカンのプロモーションにバーチャルモデルを起用
ポルシェジャパンは、初のフル電動スポーツカーである「タイカン」のプロモーションとして、バーチャルモデルの「imma」の起用を発表しました。また、タイカンのジャパンプレミアを東京都渋谷区のSO-CAL LINK GALLERYにておこない、「期間限定タイカン予約プログラム」を開始することを発表しました。
インスタフォロワー16万のバーチャルモデルimmaがタイカンとコラボ
ポルシェジャパンは、同社初となるフル電動スポーツカー「タイカン」のジャパンプレミアを東京都渋谷区のSO-CAL LINK GALLERYでおこないました。またタイカンのプロモーションにはバーチャルモデルである「imma(イマ)」を起用しました。バーチャルモデルimmaを起用した狙いとは何なのでしょうか。
immaは、身長・体重・国籍・経歴など一切不明のバーチャルモデルです。2018年7月よりInstagramアカウントをスタートし、現在16万フォロワーを超えています。
ファッションやコスメブランドとも多くコラボレーションしており、今のポップカルチャーを代表するインフルエンサーです。
日本では「日経エンタテイメント!」の令和の新才能100人にも選ばれ、国内外問わず今後の活動に期待が寄せられています。
プロモーションの第一弾として、渋谷をイメージした背景にタイカンとimmaが並んだ仮想的なビジュアルが制作され、ポルシェジャパンとimmaのSNSにて公開がはじまりました。
ビジュアルは昼と夜をイメージした2パターンがあり、現実に存在するタイカンとバーチャルな世界に存在するimmaの対照的な世界観が表現されています。
タイカンはポルシェ初となるフル電動スポーツカーで、「これからの時代のクルマとは」という問いにポルシェが出した未来への答えでもあります。
このタイカンのイメージに、従来にはなかった表現方法で世界からも注目を集めるバーチャルモデルimmaのイメージを重ね、既存顧客のみならずミレニアル層を始めとした新しいターゲットに訴求することを目的としています。
フルEVであるタイカンと、ピンクのボブスタイルが特徴的な日本初のバーチャルモデルであるimmaが、ともに「未来的」であるということが、コラボレーションの決め手となったようです。
ポルシェジャパンでは今後もタイカンとimmaのプロモーションを展開していく予定です。
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リアルのタレントをプロモーションに起用すると、不祥事が起きた場合にいろいろと面倒ですが、バーチャルモデルであればそうした心配もほぼ皆無です。
企業のリスクヘッジとしても、バーチャルモデルの起用は今後さらに拡大していくかもしれません。
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